7月18日(水)公演・曲目解説

感想集 http://togetter.com/li/341217

c0050810_11233323.jpg

2012年7月18日(水)20時開演 (19時半開場)
カフェ・モンタージュ[京都市中京区夷川通柳馬場北東角]
地下鉄「丸太町」夷川東出口より徒歩5分 http://www.cafe-montage.com/
¥2000(40席限定)[予約/お問い合わせ:tel 075-744-1070 montagekyoto@gmail.com]
頼田麗(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 大井浩明(チェンバロ)

※終演後にドリンク付きレセプションあり(無料)

○マラン・マレ 《ロンドー「トロワルール」》
○J.S.バッハ  ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1番 ト長調 BWV1027
       Adagio - Allegro ma non tanto - Andante - Allegro moderato
○マラン・マレ 《夢見る女》
○J.S.バッハ  ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第2番 ニ長調 BWV1028
       Adagio - Allegro - Andante - Allegro
○マラン・マレ 《人間の声》
○J.S.バッハ  ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第3番 ト短調 BWV1029
       Vivace - Adagio - Allegro
○マラン・マレ 《スペインのフォリア》

c0050810_2027756.jpg  バッハが遺した3曲のヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタは、1720年前後のケーテン時代の作品とされている。
  バロック時代には、A.コレッリが確立した、2つの旋律楽器と通奏低音の独立した3声部による「トリオ・ソナタ形式」が主流であったが、バッハはBWV.1039とBWV.1079の2曲しかトリオ・ソナタを遺していない。このうちBWV.1039は〈2つのフルートと通奏低音のためのソナタ〉で、これが後にBWV.1027のソナタ第1番に編曲され1742年頃の自筆譜で今日に伝えられている。第1フルートをチェンバロの右手、第2フルートをガンバ、通奏低音をチェンバロの左手が受け持っており、つまりチェンバロが2つの声部を受け持つこととなり、それはトリオの原理が2つの楽器で実現されるというバッハの画期的な試みである。
  ソナタ第1番BWV.1027、ソナタ第2番1028は、緩-急-緩-急の4楽章からなる教会ソナタ形式に従っている。ソナタ第2番は弟子のCh.F.ペンツェルの筆写パート譜によって伝承されている。3楽章はロ短調のシチリアーノ、終楽章はガンバとチェンバロそれぞれに、トリオソナタの枠を超えたコンチェルトのようなソロパートがあるのが特徴。ソナタ第3番BWV.1029もCh.F.ペンツェルの筆写譜により伝承されている。コンチェルト様式を取り入れた3楽章で構成され、1楽章はブランデンブルク協奏曲を思わせるような快活なメロディーで始まり、穏やかな2楽章のあと、力強いテーマとカンタービレのテーマが美しく交差する3楽章で締めくくられる。(頼田麗)

頼田 麗 Rei YORITA (ヴィオラ・ダ・ガンバ/チェロ)
c0050810_20273446.jpg  チェロを日比野忠孝、斎藤建寛の各氏に師事。ヴィオラ・ダ・ガンバ及び室内楽を平尾雅子氏に師事。2001年ロータリー財団の国際親善奨学生としてドイツへ留学。その後スイスのルガーノ・コンセルバトーリオにてV.ギエルミ氏に師事。2002年よりバーゼル・スコラ・カントールムにてP.パンドルフォ氏のもとで研鑚を積み2006年ディプロムコンサートを行い卒業。2007年ドイツの第4回テレマンコンクールにて「ベーレンライター賞」を受賞。2008年兵庫県知事グランプリ賞を受賞。演奏活動の他に「ヴィオラ・ダ・ガンバフェスタ」や「酒蔵古楽コンサート」など古楽イベントの企画にも積極的に取り組んでいる。
c0050810_20262177.jpg

[PR]
by ooi_piano | 2012-07-18 10:53 | コンサート情報 | Comments(0)