この第一回公演に新作をお願いしている小出稚子(のりこ)さんが、めでたく今年度(第18回)の出光音楽賞を受賞なさいました。 現代音楽の作曲家としては、第8回受賞の伊左治直氏、第13回受賞の望月京氏以来の快挙です。
【プレスリリースより】
小出 稚子(コイデ ノリコ)
(作曲/25歳)
東京音楽大学卒業後、現在同大学修士課程作曲研究領域2年在学中。第3回、第5回東京音楽大学学長賞を受賞したほか、第17回芥川作曲賞受賞、第76回日本音楽コンクール作曲部門2位、岩谷賞受賞などと、まさにこれから花開く作曲家。小出氏の書く譜面は非常に読みにくく、譜面から音楽が湧き上がるというよりも、譜面に隠された音が生まれ、これまでにまったくなかったタイプの個性があふれる。飛躍的な想像力と発想力が、技術よりももっと突き出た感性がほとばしる。一作だけでなくどの曲もオリジナリティにあふれ将来が楽しみ