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大井浩明 連続ピアノリサイタル
《ヨハネス・ブラームスの轍》(全4回)
Hiroaki OOI Klavierrezitals
Johannes Brahms Fußspuren

松山庵 (芦屋市西山町20-1) 阪急神戸線「芦屋川」駅徒歩3分
4000円(全自由席、コーヒー付き)
〔要予約〕 tototarari@aol.com (松山庵)

チラシ ( ) 

2026年6月7日(日)《ブラームスの轍》第1回公演_c0050810_23161984.jpg
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【第1回公演】 2026年6月7日(日)15時開演 (14時45分開場)

J.ブラームス(1833-1897): R.シューマン《蝶々 Op.2-7》によるカノン Anh. III/5 (1832/1855) 1分

R.シューマン(1810-1856):《ピアノ五重奏曲 Op.44》より「スケルツォ」(1842/54、ブラームス編)[*] 4分

J.ブラームス: ピアノソナタ第2番 Op.2 (1852、全4楽章) [*] 28分
I. Allegro non troppo, ma energico - II. Andante con espressione - III. Scherzo. Allegro / Trio. Poco più moderato - IV. Finale. Sostenuto / Allegro non troppo e rubato

C.シューマン(1819-1896): R.シューマンの主題による変奏曲 Op.20 (1853) 11分
Thema. Ziemlich langsam - Var.1 - Var.2 - Var.3 - Var.4 - Var.5 Poco animato - Var.6 - Var. 7
  
  (休憩)

J.ブラームス: R.シューマンの主題による変奏曲 Op.9 + Anh. III/6 (1854/68) [*] 20分
Thema, Ziemlich langsam - Var.1 L'istesso tempo - Var.2 Poco più moto - Var.3 Tempo di tema - Var.4 Poco più moto - Var.5 Allegro capriccioso - Var.6 Allegro - Var.7 Andante - Var.8 Andante (non troppo lento) - Var.9. Schnell - Var.10 Poco Adagio - Var.11 Un poco più animato - Var.12 Allegretto, poco scherzando / Presto - Var.13 Non troppo Presto - Var.14 Andante - "Frei nach Schumann" (Anh. III/6) - Var.15 Poco Adagio - Var.16. [Adagio]

C.シューマン: 3つのロマンス Op.21 (1853/55) [**] 10分
I. Andante / Sehr innig bewegt - II. Allegretto. Sehr zart zu spielen - III. Agitato

J.ブラームス: 組曲イ短調 15分
[ 前奏曲とフーガ WoO 9 (1856) [*] - アレグロ (1853) - サラバンド WoO 5-1 (1854) - ガヴォット WoO 3 (1855、R.パスコール補筆) - 螺旋カノン Anh.III/3 (1856) - ジーグ WoO 4 (1855) ] 

J.ブラームス: 主題と変奏(弦楽六重奏曲第1番より) Op.18b (1860) [*] 10分

  (休憩)

G.F.ヘンデル:チェンバロ組曲 変ロ長調 HWV 434 より「前奏曲」(1733) 2分

J.ブラームス: ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24 (1861) [*] 25分
Aria - Var.1 - Var.2 - Var.3 dolce - Var.4 risoluto - Var.5 - Var.6 - Var.7 con vivacità - Var.8 - Var.9 poco sostenuto - Var.10 energico - Var.11 dolce - Var.12 soave - Var.13 Largamente, ma più - Var.14 sciolto - Var.15 - Var.16 - Var.17 più mosso - Var.18 grazioso - Var.19 leggiero e vivace - Var.20 - Var.21 dolce - Var.22 - Var.23 vivace - Var.24 - Var.25 - Fuga

J.ブラームス: グルックの歌劇《アウリスのイピゲネイア》より「行進曲」「ガヴォット」 (1774/1857/1871) [*] 5分

J.ブラームス: 我が恋は緑 Op.63-5 (1874) 2分

J.ブラームス: 雨の歌 Op.78-3 (1873/1879/1919、P.クレンゲル編)[*] 8分

J.ブラームス: 6つの小品 Op.118 (1893) [*] 22分
I. Intermezzo / Allegro non assai, ma molto appassionato - II. Intermezzo / Andante teneramente - III. Ballade / Allegro energico - IV. Intermezzo / Allegretto un poco agitato - V. Romance / Andante, Allegretto grazioso - VI. Intermezzo / Andante, largo e mesto

〈使用エディション〉新ブラームス全集 (2007/2017)

 [*]  ・・・J.ブラームスからC.シューマンに献呈
 [**] ・・・ C.シューマンからJ.ブラームスに献呈







# by ooi_piano | 2026-05-06 23:21 | ブラームスの轍 | Comments(0)
ライヴ演奏動画集 (2026/04/15 update)_c0050810_06075780.jpg

【New!】
冬木透(蒔田尚昊):《帰ってきたワンダバ》(2006) [+神田寛明(fl)]
P. ブーレーズ:フルートとピアノのための《ソナチネ》(1946/49) [+神田寛明(fl)]
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A. ウェーベルン:《9楽器の協奏曲 Op.24》(1934/2024) [米沢典剛編独奏版]
川島素晴:《夢の迷宮 ~武満徹「ミロの彫刻のように」断片(1995)に基づく》(2025)
若松聡史:《暈色》(2024)
武満徹コレクション
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ヴィラ=ロボス:《5つの前奏曲集》 (1940/1959) [ジョゼ・ヴィエイラ・ブランダォン(1911-2002)編ピアノ版] 
ヴィラ=ロボス:《ショーロ第1番》(1920/1968) [オジマー・アマラオ・グルジェウ(1909-1992)編ピアノ版]
ヴィラ=ロボス:映画《アマゾンの森》より「感傷的なメロディ」(1958/2024) [米沢典剛編独奏版]
ヴィラ=ロボス編曲集プレイリスト
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杉山洋一:《断絶のバラード集》第2曲「ウクライナ・バラード」(2022/2024)
杉山洋一:《華(はな) ~西村朗の追憶に》(2023)(ピアノ独奏)
杉山洋一:《華(はな) ~西村朗の追憶に》(2023) (フォルテピアノ独奏)
A.ウェーベルン:《弦楽四重奏のための緩徐楽章》 (1905/2024) [米沢典剛編ピアノ独奏版]
H. マンシーニ(1924-1994): 《ひまわり》 (1970/2024) [神田晋一郎編]
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クセナキス:ピアノ協奏曲全3曲(大井浩明)プレイリスト
シューベルト編曲集プレイリスト
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●南聡(1955- ):《帽子なしで Op.63-4》(2023)
●F.グロリュー(1932-2023) :《ショパンのマズルカ風のモーツァルトのトルコ風ロンド》(1988)
■F.シューベルト:《連弾のためのソナタ ハ長調「グラン・ドゥオ」 D 812》(1824) [J.F.C.ディートリヒ/L.シュタルク編独奏版]
■F.シューベルト:《連弾のためのフーガ ホ短調 D 952》(1828) [J.F.C.ディートリヒ編独奏版]
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■F.シューベルト:弦楽四重奏曲第12番ハ短調 D 703 「四重奏断章」 (1820/2023) [米沢典剛編独奏版]
■F.シューベルト:《連禱(万霊節) D 343》 (1816/1926) [ゴドフスキー独奏版]
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■F.シューベルト:《八重奏曲 ヘ長調 D 803》(1824/1905、全6楽章) [J.B.バイス編連弾版] [+浦壁信二(ピアノ)]
■F.シューベルト:ピアノトリオ第2番 変ホ長調 D 929 より第2楽章+第3楽章 (1827/1875) [ルートヴィヒ・シュタルク(1831-1884)によるピアノ独奏版]
■F.シューベルト:《弦楽三重奏曲 D 471》(1816/2023) [米沢典剛によるピアノ独奏版]
■F.シューベルト:《さすらい人 D 493》(1816/1981) [フリードリヒ・グルダによるピアノ独奏版]
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■メンデルスゾーン(1809-1847):《弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20》より終楽章「プレスト」 (1825) [作曲者編連弾版] [+浦壁信二(ピアノ)]
■米津玄師(1991- ):《KICK BACK》(2022) [金喜聖(キム・ヒソン)編曲による連弾版] [+浦壁信二(ピアノ)]

ライヴ演奏動画集 (2026/04/15 update)_c0050810_06093659.jpg


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一般社団法人全日本ピアノ指導者協会[PTNA]のYouTubeアカウント(+α)で公開されている動画一覧 大井浩明(ピアノ/フォルテピアノ/クラヴィコード/オルガン)

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【作曲家五十音順】
【あ】
■伊藤謙一郎(1968- ):《アエストゥス》(2018)
■入野義朗(1921-1980):《三つのピアノ曲》(1958)
奥村一(1925-1994):《さくらさくら》(1963)
■落晃子(1969- ):《八犬伝》(2021)
■P.オリヴェロス(1932-2016):《ノルウェーの木》(1989)
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【か】
■G.カペレン (1869-1934) :《君が代》(1904)
■姜碩煕(カン・スキ)(1934-2020):《ゲット・バック》(1989)
■喜多郎(1953- ):《絲綢之路》(1980)
■I.クセナキス(1922-2001):《シナファイ》(1969) (i) NJP 1996 Jul. - (ii) KSO 1996 Nov.(前半後半)- (iii) LPO 2002 Mar.  《エリフソン》(1974) LPO 2004 Jun.  《ケクロプス》(1986) TPO 2022 Feb.
■桑原ゆう(1984- ):《花のフーガ》(2019)
■J.コズマ(1905-1969):《枯葉》 (1945/1993)[武満徹編]
■L.ゴドフスキー(1870-1938):《天国のアナクレオンへ》(1780/1921)
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【さ】
■坂本龍一(1952- ):《エナジー・フロー》(1999)
■佐村河内守(新垣隆)(1970- ):《ドレンテ》(2011)
■G. シェルシ(1905-1988):《アデュー(お別れ)》(1978)
■清水卓也(1986- ):《町田のヤンキー》(2011)
■F.シューベルト(1797-1828):《弦楽三重奏曲 D 471》(1816/2023) [米沢典剛によるピアノ独奏版]  《さすらい人 D 493》(1816/1981) [フリードリヒ・グルダ編独奏版]  《連禱(万霊節) D 343》 (1816/1926) [ゴドフスキー独奏版] 弦楽四重奏曲第12番ハ短調 D 703 「四重奏断章」 (1820/2023) [米沢典剛編独奏版] 《八重奏曲 ヘ長調 D 803》(1824/1905、全6楽章) [J.B.バイス編連弾版] [+浦壁信二(ピアノ)]  《連弾のためのソナタ ハ長調「グラン・ドゥオ」 D 812》(1824) [J.F.C.ディートリヒ/L.シュタルク編独奏版] ピアノトリオ第2番 変ホ長調 D 929 より第2楽章+第3楽章 (1827/1875) [L.シュタルク編独奏版] 《連弾のためのフーガ ホ短調 D 952》(1828) [J.F.C.ディートリヒ編独奏版]
■R.シューマン(1810-1856):《夕べの歌 Op.85-12》(サン=サーンス編)
■D. D. ショスタコーヴィチ(1906-1975):《革命の犠牲者を追悼する葬送行進曲》(1918)  オペラ《ムツェンスク郡のマクベス夫人 Op.29》より第2幕間奏曲「パッサカリア」 (1932) [作曲者編独奏版]  《ピアノ五重奏曲 Op.57》より第2楽章「フーガ」(1940/2022) [米沢典剛編独奏版]  オラトリオ《森の歌 Op.81》より第7曲「栄光」(1949/2021) [米沢典剛編独奏版)  映画音楽《忘れがたき1919年》より「クラスナヤ・ゴルカの攻略」Op.89a-5 (1951/2022) [米沢典剛編2台ピアノ版] [+浦壁信二(pf)]  交響曲第10番第2楽章 Op.93-2 (1953) [作曲者による連弾版] [浦壁信二(pf)]  交響曲第13番《バビ・ヤール》第5楽章「出世」(1962/2022) [米沢典剛編独奏版] 《弦楽四重奏曲第15番 Op.144》より第1楽章「エレジー」(1974/2020) [米沢典剛編独奏版]
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■M.スコリク(1938-2020):《メロディ》(1981)
■鈴木悦久(1975- ): 《クロマティスト》(2004)  《ピアノの練習》(2019)
■武満徹(1930-1996):《二つのメロディ》(1948) 《二つの作品》(1949)  《二つのレント》(1950) 《さようなら(西村朗編)》(1953/2001)  《アルデールまたは聖女》(1956/57)  《うたうだけ》(1958) [作曲者によるピアノ編曲]  《MI・YO・TA(松尾賢志郎編)》 (1950s/2019) 《MI・YO・TA(神田晋一郎編)》 (1950s/2020) 《小さな空(杉山洋一編)》(1962/2009)  《さくら》(1973)  《インターナショナル》(1974) 《燃える秋》(1978) [作曲者によるピアノ編曲]   《クロス・ハッチ》(1982) [+浦壁信二(ピアノ)]  《すべては薄明の中で》(1988)  《ゴールデン・スランバー》(1990) 《枯葉》 (1993)[武満徹編] 《ミロの彫刻のように》(1995/.2025) [川島素晴による補筆完成版]
■棚田文紀(1961- ):《前奏曲》(2007/18)
■田村文生(1968- ):《きんこんかん》(2011)
■P.チャイコフスキー(1840-1893) :《弦楽四重奏曲第1番ニ長調 Op.11 第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」》(1871/73) [K.クリントヴォルト編曲ピアノ独奏版]  交響曲第2番《ウクライナ》より第2楽章「行進曲」(1872/1942)[S.フェインベルク編独奏版]  歌曲集《6つのロマンス Op.16》より「ゆりかごの歌」「おお、あの歌を歌って」「それが何?」 (1873、作曲者自身によるピアノ独奏版) 《6つの小品 Op.19》より第4曲「夜想曲」(1873) 《「四季」(12の性格的描写) Op.37bis》(1876) 《弦楽セレナーデ》より第3楽章「エレジー」 Op.48-3(1880/1902) [M.リッポルトによるピアノ独奏版] 《子供のための16の歌 Op.54》より「春」「私の庭」「子供の歌」 (1881-83/ 1942) [S.フェインベルクによる独奏版] 《即興曲(遺作)》(1892/1894) [タネーエフ補筆]
■R.ディットリヒ(1861-1919):《さくら》(1894)
■寺内大輔(1974- ):《地層》(2014)
■C.ドビュッシー(1862-1918): 《舞踊詩「遊戯」》(1912/2005、J.E.バヴゼ編2台ピアノ版)[+浦壁信二(ピアノ)]  《白と黒で》(1915) [+浦壁信二(ピアノ)]
■冨田勲(1932-2016):《きょうの料理》(1957)
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【な】
■中川真(1951- ):《非在の声》(2020)
■長瀬弘樹(1975-2012):《見えない星》(2007)
■信時潔(1887-1965):《あかがり》(1920)
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【は】
■S.バーバー(1910-1981) (米沢典剛編):《弦楽四重奏曲第1番第2楽章「アダージョ」》(1936/2017)
■林廣守(1831-1896):《君が代》(1880) ノエル・ペリ(1865-1922)編曲(1905)  A.グラズノフ (1865-1936) [Op.96、米沢典剛編ピアノ版](1915/2019)  河村光陽(直則)(1897-1946):《君が代踊り》(1941)  溝部國光(1908-1996)編(1971)   小弥信一郎(1950- )編(1979)  三宅純(1958- )編(2016)  吉田光貴(1994- )編(2016)  久米由基(1960- )編(2018)  松尾賢志郎(1995- )編(2019)
■平井(保喜)康三郎(1910-2002): 幻想曲「さくらさくら」(1971)
■M.d.ファリャ(1876- 1946):《ヴォルガの舟歌》(1922)
■G.フォーレ(1845-1924):《さようなら Op.21-3》 (1878/2021) [横島浩編ピアノ独奏版] 《バイロイトの思い出 ~ワーグナー「ニーベルングの指環」のお気に入りの主題によるカドリーユ形式の幻想曲》(1880、A.メサジェ採譜)  《月の光》(1887/1927)(M.ボニによるピアノ独奏版)+C.ドビュッシー(1862-1918):「仮装舞踏組曲」より《月の光》(1880)  《消え去らぬ香り Op.76-1》 (1897/2021) [横島浩編ピアノ独奏版]  パリ音楽院ピアノ科初見試験課題曲 [女子学生用(1899)/男子学生用(1901)] 歌劇《ペネロープ》第1幕への前奏曲 (1913、作曲者編)  《チェロ・ソナタ第1番 ニ短調 Op.109》(1917)(全3楽章) 〔+上森祥平(チェロ)〕  《天守夫人(塔の奥方) Op.110》(1918) (ピアノ独奏版)  《幻想曲 Op.111》(1918、作曲者による2台ピアノ版) [+浦壁信二(ピアノ)]  《平和が来た Op.114》(1919/2021) [横島浩によるピアノ独奏版]  組曲《マスクとベルガマスク》 Op.112 (1919/2018) [米沢典剛編ピアノ独奏版] 《チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.117》(1921)(全3楽章) 〔+上森祥平(チェロ)〕 「ディアーヌよ、セレネよ Op.118-3」(1921) ~歌曲集《幻想の水平線》より  《ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.120》(米沢典剛によるピアノ独奏版)(1923/2018) 《弦楽四重奏曲 Op.121》(G.サマズイユ編独奏版)
■G.プッチーニ(1858-1924)(=R.T.カッツ編):《弦楽四重奏曲 「菊」 嬰ハ短調》(1890/2017)
■J.ブラームス(1833-1897):交響曲第2番 Op. 73 第2楽章(1877/1915) [M.レーガー編独奏版]  《野の寂しさ Op.86-2》(1881/1907) [M.レーガー編独奏版]  《セレナード Op.106-1》(1885/1907) [M.レーガー編独奏版]  交響曲第4番 Op. 98 第2楽章 (1886/1916) [M.レーガーによるピアノ独奏版]  《メロディのように Op.105-1》(1888/1912) [M.レーガーによるピアノ独奏版]  《我が眠りは一層浅くなり Op.105-2》(1888/1906) [M.レーガー編独奏版] 《弦楽五重奏曲第2番 ト長調 Op.111》(1890/1920) [P.クレンゲルによるピアノ独奏版] 《クラリネット五重奏曲 Op.115》(1891/1904)[P.クレンゲルによるピアノ独奏版]  クラリネットソナタ第2番(Op.120-2) 第1楽章 (1894/2021) [米沢典剛編ピアノ独奏版] 《4つの厳粛な歌 Op.121》(1896/1912) [M.レーガーによるピアノ独奏版]  《一輪のバラが咲いて Op.122-8》(1896/1902) [ブゾーニ編独奏版]
■C.フランソワ (1939-1978)/J.ルヴォー(1940- ):《マイ・ウェイ》(夏田昌和によるピアノ独奏版)(1967/2014)
■L.ブローウェル(1939- ):《丘の愚者》(1976)
■L.v.ベートーヴェン(1770-1827): ソナタ第20番第2楽章(1795)  交響曲第3番《英雄》第1楽章(1803)(F.リストによる独奏版、前半後半) ソナタ第23番《熱情》第1楽章(1806)  弦楽四重奏のための《大フーガ》(1826)(L.ヴィンクラーによる独奏版、前半後半)(全てフォルテピアノ独奏)
■G.ペッソン(1958- ):《マストの上で(水兵の歌)》(2009)

ライヴ演奏動画集 (2026/04/15 update)_c0050810_06085488.jpg

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【ま】
■松下眞一(1922-1990): 《スペクトラ第4番》(1971)
■松平(工藤)あかね(1972- ):《ルグリにリフト》(2007)[+柴田暦(vocal)]
■G.マーラー(1860-1911) (米沢典剛編): 《花の章》(1888/2017)
■H.マンシーニ(1924-1994): 《ひまわり》 (1970/2024) [神田晋一郎編]
■三木たかし [渡邊匡] (1945-2009):《夜桜お七》(1994) [後藤丹編ピアノ独奏版]
■箕作秋吉(1895-1971):《さくらさくら Op.16-2》(1940)
■O.メシアン(1908-1992)(=米沢典剛編):《星の血の悦び》(1948) [+浦壁信二(ピアノ)]
■F.メンデルスゾーン(1809-1847):《弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20》より終楽章「プレスト」 (1825) [作曲者編連弾版] [+浦壁信二(ピアノ)]
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【や】
■吉本光蔵(1863-1907):《君が代行進曲》(ca.1902)
■米沢典剛(1959- ):《君が代》(2021)
■米津玄師(1991- ):《KICK BACK》(2022) [金喜聖(キム・ヒソン)編曲による連弾版] [+浦壁信二(ピアノ)]
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【ら】
■L.J.A.ルフェビュール=ヴェリー(1817-1869):《H.ルベールの歌劇「ガイヤールのおやじ」による華麗な二重奏曲》(1852)[+金澤攝(ピアノ連弾)]
■C.ルル―(1851-1926):《分列式行進曲(扶桑歌)》(1886)
■M.レーガー(1873-1916):《クリスマスの夢~「聖しこの夜」による幻想曲》(1902) 《マリアの子守歌 Op.76-52》 (作曲者編ピアノ独奏版)(1904/1915) 《夜の歌 Op.138-3》(1914/2019) [ヴェンデリン・ビツァン編ピアノ独奏用パラフレーズ]  《ドイツ国歌によるフーガ》(1916、遺作)
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【わ】
■若尾裕(1948- ):《さりながら雪》(2019)
■若松聡史(1983- ):《暈色》(2024)
■R.ワーグナー(1813-1883):歌劇《ローエングリン》第1幕前奏曲(1848/2017)(B.ブライモ編) 歌劇《ローエングリン》第2幕より「エルザの大聖堂への入場」(F.リスト編) ヴェーゼンドンク歌曲集(1858/1917) [A.シュトラダルによるピアノ独奏版]  《トリスタンとイゾルデ》より「愛の場面」(1859/65)(タウジッヒ編) 《ジークフリート牧歌》(1870/1973) [G.グールド編ピアノ独奏版]  舞台神聖祝典劇『パルジファル』第1幕前奏曲(1857-82/1882)(A.ハインツ編) 《エレジー WWV93》(1881)
渡辺香津美(1953- ):《アストラル・フレイクス》(1980)


ライヴ演奏動画集 (2026/04/15 update)_c0050810_06090565.jpg






# by ooi_piano | 2026-04-15 11:36 | 雑記 | Comments(0)
大井浩明 フォルテピアノリサイタル
Liszt Ferenc nyomában, látomásai és vívódásai
全自由席4,000円
お問い合わせ poc@artandmedia.com (アートアンドメディア株式会社)

〈使用楽器〉 1840年製エラール(Érard)社フォルテピアノ [80鍵、430Hz]
〈使用エディション〉 新リスト全集 (1972/2021、ミュジカ・ブダペシュト社)
チラシ

3/28(土)18時 1840年製エラールによる「ヴァイマールの黎明」 [2026/03/24 update]_c0050810_12491775.jpg

【第5回公演「ヴァイマールの黎明 Die Dämmerung Weimars」】
2026年3月28日(土)18時開演(17時半開場)


ハンガリー狂詩曲第6番 S.244-6 (1847) 7分
Tempo giusto – Presto - Lassan (Andante) - Friska (Allegro)

ハンガリー狂詩曲第14番 S.244-14 (1847) 12分
Lento quasi marcia funebre - Allegro eroico - Allegretto alla Zingarese - Vivace assai

演奏会用大独奏曲 S.176 (1849) 18分
Allegro energico / Grandioso - Andante sostenuto - Allegro agitato assai - Andante, quasi marziale funebre / Allegro con bravura

1qaz (1995-):《トルコ月光行進曲》《ちょっとエモいトルコ行進曲》(2025、委嘱初演) 10分

(休憩)

F.キュームシュテット(1809-1858)《リスト博士の主題による4声の演奏会用大フーガ Op.24》(1850) 11分
Introduction / Adagio - Fuge / Allegro maestoso

スケルツォと行進曲 S.177 (1851) 12分
Allegro vivace, spiritoso (Scherzo) - Allegro moderato, marciale

マイアベーア《預言者》の再洗礼派のコラール「我らに救いを求めし者たちに」
による幻想曲とフーガ S.259 (1850/97) [ブゾーニ編独奏版] 25分
I. 幻想曲 - II. アダージョ - III. フーガ

(休憩)

交響詩「プロメテウス」 S.99 (1855/56) [A. ストラダル編独奏版] 13分
Allegro energico ed agitato assai - Andante (Recitativo) - Allegro molto appassionato - Allegro moderato (Fuge) - Stretto, Più animato

グレゴリオ聖歌「怒りの日」による《死の舞踏》 S.525 (1853/65) [作曲者編独奏版] 16分
序奏 - グレゴリオ聖歌「怒りの日」主題 - 変奏1 Allegro moderato - 変奏2 L'istesso tempo - 変奏3 Molto vivace - 変奏4 (Canonique) Lento - 変奏5 (Fugato) Vivace - Cadenza - 変奏6 Sempre allegro, ma non troppo

レーナウ《ファウスト》からの2つのエピソード S.513a/514 (1860) 25分
I. 夜の行列(聖トマス・アクィナスの聖体讃歌「吾が舌よ、榮光に滿てる御身の秘蹟を謳え」による幻想曲) - II. 村の居酒屋の踊り(メフィスト・ワルツ第1番)



[使用エディション:新リスト全集 (1972/2019、ミュジカ・ブダペシュト社)]


3/28(土)18時 1840年製エラールによる「ヴァイマールの黎明」 [2026/03/24 update]_c0050810_12503961.jpg

"Liszt Ferenc nyomában, látomásai és vívódásai"
Hiroaki OOI, fortepiano
Shōtō Salon (1-26-4, Shōtō, Sibuya-ku, Tokyo) [Google Map https://shorturl.at/bgzJM]
Instrument: An original Hammerflügel by Érard [1840, Paris, 80 keys, 430Hz]
Edition: The New Liszt Complete Critical Edition (NLE), Editio Musica Budapest (1972/2021)
4,000 yen
reservation: poc@artandmedia.com(Art & Media Inc.)

< Die Dämmerung Weimars >
Sat. 28 March 2026, 6pm start
1qaz (1995- ) : "Turkish Moonlight March" "A slightly emo-ish march" (2025, Commissioned works, World Premiere)
Friedrich Kühmstedt (1809-1858): Grosse vierstimmige Concert-Fuge über ein von Herrn Dr. Liszt gegebenes Thema Op.24 (1850)
Franz Liszt (1811-1886) : Ungarische rhapsodie S.244-6 (1847), Ungarische rhapsodie S.244-14 (1847), Grosses Konzertsolo S.176 (1849), Fantasie und Fuge über den Choral Ad nos, ad salutarem undam S.259 (1850/97, piano solo version by Ferruccio Busoni), Prometheus S.99 (1855/1905, piano solo version by August Stradal), Totentanz S.525 (1853/65), Zwei Episoden aus Lenaus Faust S.513a/514 (1860)




3/28(土)18時 1840年製エラールによる「ヴァイマールの黎明」 [2026/03/24 update]_c0050810_02571399.jpg
 YouTubeというプラットフォームにおいて、音楽はまず「情報」として処理される。そこでは、タイトルとサムネイルがすべてを支配する。どんなに緻密な和声や技巧を凝らしたところで、クリックという「門」を通過しなければ、その音はこの世に存在しないも同等だ。近年のJ-POPがイントロを消失させ、冒頭数秒に強烈なフックを配置するようになったのは、ストリーミングという媒体において「スキップ」という審判を回避するための適応進化である。音楽史の文脈から見れば異質な変容だが、今の時代、プラットフォームのアルゴリズムに選別され、レコメンド(おすすめ)という名の「押し付け」の循環に居座ることこそが、音楽が「公に生存する」ための、ひとつの避けては通れないプロトコルなのである。
 ここで、ひとつの残酷な問いが浮かび上がる。「音楽的な面白さと、プラットフォーム上の数値には相関があるのか?」
 私の見解はこうだ。「良い音楽が必ず人気になるわけではないが、人気な音楽は何かしら人を魅了した項目(変数)を持っている」。再生数、高評価、登録者数……可視化された数値は、かつて本屋やCDショップのポップが担っていた「推奨」という能動的な行為を、AIによる「最適化」という受動的な体験へと変質させた。現代のリスナーにとって「聴きたい曲を探す」という行為はすでに機能不全に陥っており、検索欄はもはや形骸化している。私たちは、プラットフォームが提示する「数値的魅力の高い動画」をただ浴びるように消費し、その数値を唯一の客観的な評価基準として内面化していく。
 しかし、私がこの戦場に身を投じた根源は、決して高尚な志ではない。もともとは「脳内に浮かんだ突拍子もない着想を、誰かに見てほしい」という、極めて素朴な、あるいは幼稚な欲求から始まっている。そこには「良い音楽を作りたい」という高潔な意思よりも、衝動的なアイデアを即座に社会へ放り込む「無責任な発信」への快楽があった。かつてならば門前払いを食らっていたはずのこうした個人の創作が、インターネットというインフラによってダイレクトに市場と接続された。これは現代のITがもたらした最大の功績であり、同時に「音楽の氾濫」を招いた最大の功罪でもある。
 ある日、唐突に「トルコ“行進曲”を行進不能にしたらどうなるか?」という着想を得て、実行に移した。自分でも手応えはあったが、そこに「再生数」という具体的な数字が伴ったとき、私のクリエイティビティは変質した。人間というのは強欲な生き物だ。一度その数値がもたらす快楽に魅了されると、次はいかにしてその「数字を最大化するか」というゲームに没頭し始める。
 当初、ここまで「トルコ行進曲」という一曲に固執するつもりはなかった。しかし、膨大な情報が濁流となるYouTubeにおいて埋没を避けるには、万能な音楽家であることよりも、「一点突破の変人」としてタグ付けされるほうが圧倒的に有利である。これがいわゆる「ジャンル特化型」への転換――再生数を伸ばすためのイメージ戦略である。「良い音楽」を追求すること以上に、「アルゴリズムに認識されやすい、尖ったアイコンになること」を優先した結果なのだ。
 この歪な構造を、既存の批評家は「もはや芸術ではない」と断じるかもしれない。だが、それは単に評価軸が二極化したに過ぎない。「音楽に精通した人間が面白いと思う音楽」と、「大衆がクリックしたくなる、数値が伸びる音楽」。これら二つの軸がテクノロジーによって露骨に可視化されたのだ。音楽が飽和する現代において、出会いの難しさを突破するために“数値”という共通言語による格付けが必要とされてしまうのは、ある種の一興、あるいは必然ではないだろうか。
 今回の二つの作品――ベートーヴェンの熱量を情報の奔流へと圧縮した『トルコ月光行進曲』、そして現代の「エモさ」というテンプレートをハックした『ちょっとエモいトルコ行進曲』――は、そんな欲望と戦略の交差点から生まれた。これらは純粋な音楽的探求であると同時に、いかにして「30秒の壁」を突破し、視聴者の意識をハックするかという、YouTube的な力学の産物でもある。
 クリックもスキップもできないコンサートホールという特殊な空間において、これらの「デジタルな偏執」が、生身の肉体を通じてどう響くのか。それは私にとっても、自分自身の初期衝動を問い直すための、スリリングな実験場なのである。(1qaz [いちくあず] https://www.youtube.com/@1qaz927




# by ooi_piano | 2026-03-24 04:08 | リストの轍 2025 | Comments(0)

大井浩明 連続ピアノリサイタル
Hiroaki OOI Klavierrezitals
Robert Schumanns Fußspuren

松山庵 (芦屋市西山町20-1) 阪急神戸線「芦屋川」駅徒歩3分
4000円(全自由席)
〔要予約〕 tototarari@aol.com (松山庵)

後援 一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(PTNA) [ ]

チラシ 

2026年3月22日(日)《ロベルト・シューマンの轍》第4回公演 [2026/03/06 update]_c0050810_08483717.jpg


【第4回公演】 〈1853年のロベルト・シューマン〉
2026年3月22日(日)15時開演(14時45分開場)

《プロヴァンス地方の恋唄 Op.139-4/ S570》(1852/1881) [F.リスト編独奏版] 〔ブラームスに献呈〕 3分

《ゲーテのファウストからの情景 WoO 3》序曲 (1853/1882) [R.クラインミヒェル編独奏版] 8分

《7つのフゲッタ形式によるピアノ曲 Op.126》(1853) 15分
1. Nicht schnell, leise vorzutragen - 2. Mässig - 3. Ziemlich bewegt - 4. Lebhaft - 5. Ziemlich langsam, empfindungsvoll vorzutragen - 6. Sehr schnell - 7. Langsam ausdrucksvoll

《朝の歌 Op.133》(1853) 15分
I. Im ruhigen Tempo - II. Belebt, nicht zu rasch - III. Lebhaft - IV. Bewegt - V. Im Anfange ruhiges, im Verlauf bewegtes Tempo

  (休憩)

《序奏と協奏的アレグロ Op.134》(1853/2025) [米沢典剛編独奏版/初演] 〔ブラームスに献呈〕 13分
I. Ziemlich langsam - II. Lebhaft

《F.A.E.ソナタ(自由だが孤独に)》より「間奏曲とスケルツォ」(1853/2025) [ブラームスとの共作、米沢典剛編独奏版/初演] 8分

《天使の主題による変奏曲 WoO24》(1854) 11分
Theme – Var.I - Var. II / Canonisch - Var.III / Etwas belebter - Var.IV - Var.V

ブラームス:《シューマンの天使の主題による変奏曲 Op.23》(1861/1878) [T.キルヒナー編独奏版] 16分
Theme. Leise und innig - Var.1 L'istesso Tempo / Andante molto moderato - Var.2 - Var.3 - Var.4 - Var.5 Poco più animato - Var.6 Allegro non troppo - Var.7 Con moto / L'istesso tempo - Var.8 Poco più vivo - Var.9 - Var.10 Molto moderato, alla marcia


〈使用エディション〉 新シューマン全集 (2020)


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Hiroaki OOI Klavierrezitals - Robert Schumanns Fußspuren
March 22, 2026 (Sun) 3:00 PM Start (Doors open at 2:45 PM)
SHŌZAN-AN (20-1 Nishiyamachō, Ashiya City) 3-minute walk from Hankyu “Ashiyagawa” Station [Google Map https://maps.app.goo.gl/3fckoavsb26SVkYM6 ]
¥4,000
[Reservation] tototarari@aol.com (Shōzan-An)

Robert Schumann (1810-1856):
- Provenzalisches Lied Op. Op.139-4 (1852) [dedicated to Brahms] / S570(1881) [arr. Franz Liszt], Overture from "Szenen aus Goethes Faust" WoO 3 (1853/1882) [arr. Richard Kleinmichel (1846–1901)], 7 Klavierstücke in Fughettenform Op.126 (1853), Gesänge der Frühe Op.133 (1853)
- Concert-Allegro mit Introduction Op.134 (1853) [dedicated to Brahms] / (2025) [arr. Noritake Yonezawa], F.A.E.-Sonate / II. Intermezzo (Schumann) + III. Scherzo (Brahms) 」(1853/2025) [arr. Noritake Yonezawa], Thema mit Variationen (Geistervariationen) WoO 24 (1854), Brahms: Variationen über ein Thema von Robert Schumann Op.23 (1861/1878) [arr. Theodor Kirchner (1823–1903)]
<Edition: Neue Schumann-Ausgabe (2020)>


2026年3月22日(日)《ロベルト・シューマンの轍》第4回公演 [2026/03/06 update]_c0050810_19124494.jpg



1

 1854年2月、ロベルト・シューマンは重い鬱病を発症した。自殺を試みる27日直前の数日間、ロベルトは何度もクララに自分たちの寝室から出ていってほしいと頼んだ。自分が彼女を傷つけてしまうかもしれないという理由で。浮橋からライン川へ身を投げる瞬間、ロベルトは自分の結婚指輪を水中に投げた。クララはこれを「至福の妄想」と考えた。「これによって、彼の指輪が私の指輪といっしょになれると思ったのだろう」と。ロベルトにとって、ライン川に溺れるという自分の姿は死のモティーフとして、早くも1829年5月13日の「旅の覚書」に現われた。またクララとの婚約期間中、二人の関係が最大の危機を迎えた1837年11月28日付のクララ宛の手紙にも取りあげられている。
 「夢を見た。深い水の傍を歩いていると、不意にある思いにとらわれ指輪を水に投げ入れた。はてしない憧れがこみあげてきて、後を追って飛び込みたいと感じたんだ」。
 たまたま通りかかった船の船頭に助けられたロベルトは、その船からも飛び込み、助けられた。2度にわたる自殺の試みから、彼は助かることを望んでいなかったことが判る。長女マリーは救助された父が人びとに抱きかかえられて家に連れ戻されたときのことを書いている。
 「父の捜索が始められました。私が表に出ると、大勢の一団の人たちが騒ぎながら家のほうに近づいてくるのが見えました。それは二人の男の人に両腕を抱えられて、両手で顔を覆っている父だとわかりました」。

 そのときシューマンの頭のなかには"Geistervariationen”が鳴っていただろう。日本語に直訳すれば《亡霊変奏曲》または《幽霊変奏曲》となるところだが、《精霊の変奏曲》、《天使の主題による変奏曲》と呼ばれることが多いようだ。クララの日記によれば、助けられた翌日2月28日、「彼はベッドから出て、再び一日じゅう机に向かって書き物をしていた。医師たちは彼に二人の看護人をつけた。ロベルトは今日ユンゲ嬢を通して、私に浄書した変奏曲を送ってきた」。クララは会えばロベルトがまた興奮する恐れがあるから、会わずに別のところにいた。
 "Geistervariationen”は1853年から幻聴に悩まされていたシューマンは、1854年2月になってからは、邪悪な精霊におののき、精霊の声に恍惚となる状態が続く。幻聴は10日から17日までに頂点に達した。クララの日記によれば、「17日金曜日の夜、私たちがベッドに入ってほどなくロベルトは起きあがり、精霊が彼に歌ってくれたといって、ひとつの主題を書きとめた。書き終わると彼は横になり、一晩じゅうずっと目を見開いて点を見つめ、空想を口走った。彼は精霊が彼の周りを漂い、彼にこの世ならぬすばらしい啓示を、すべて音楽のかたちで表してくれているのだと固く信じていた」。「天使が歌う」旋律を聴いたシューマンは変ホ長調の旋律を書き写す。この世のものとは思われないその声は、やがて虎とハイエナの唸り声になって彼を苦しめるが、この幻聴のなかで書きとめた精霊の歌が、この「変奏曲」になった。シューマンが指揮を務めていたオーケストラのベッカーとの会話によればシューマンはこの旋律をシューベルトの霊によるものだと考えていたらしい。この《変奏曲》が最後の作品となり、クララに捧げられた。


2

 死の前年、ロベルトとクララのシューマン夫妻は二人の若い才能を知った。1853年に22歳のヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒムをまず8月30日に聴いて、言語障害をひきおこすほどに感銘を覚えたシューマンはヴァイオリンと管弦楽のための《幻想曲 Op.131》に着手し、9月21日にヴァイオリンのための小品を書きはじめるが、これが《ヴァイオリン協奏曲》に発展していく。そのヨアヒムの紹介状を持って9月30日にもうひとりの若い才能がシューマン家を訪れる。呼び鈴に応えて長女マリーが玄関に出た。ひとりの青年がリュックサックを背にして泥まみれの長靴で、まぶしそうに立っているのを見た。北の港町ハンブルクから来た20歳のヨハネス・ブラームスだった。彼がピアノ曲と歌曲などをシューマン夫妻に弾いてみせると、たちまち作曲家としてもピアニストとしてのブラームスに衝撃を覚えた。
 ロベルトは10月8日にヨアヒムに書いた。「ヨアヒムへ。私がもっと若ければ、とつぜん思いがけずアルプスからデュッセルドルフに飛び降りてきたあの若鷲のために、いくつか詩を書いたことでしょう。あるいは彼はナイアガラのような壮大な流れにたとえられるかもしれない。その流れは高みから瀑布となり音を立てて落ちるときに最も美しい。そこでは波の上に虹がかかり、岸には蝶が飛びかい、うぐいすが歌いかわすのです。いま私は思います。ヨハネスは真の預言者です。彼は黙示を記すでしょう。それは何世紀のちにも多くのフィリシテ人が謎解くことができないような黙示なのです」。
 翌日シューマンは《新しい道》と題した記事に着手して13日に仕上げる。記事は10月28日付の『音楽新報』に掲載された。
 「何年もの歳月が過ぎた。それはほとんど私がこの雑誌に捧げた年月と同じほど、いわば10年ほどのもなる。この豊かな思い出のある領域で、かつては数々の発言をしてきたのだった。この10年、私は緊張した創作活動をおこなってきたのだが、しばしば音楽の新しい力を告げる数多くの才能に刺激を受けることもあった。私は最大の関心を傾けながら、いつか突然、ひとりの人物が現れるだろう、現われるにちがいないと思っていた。
 時代の最高の表現を理想的に語るよう召命を受けた人。段階を追いその力を拓いて大家であることを示す人ではなく、ちょうどクロニオンの頭から飛びだしたときから完全武装していたミネルヴァのような人が。そして彼は来た。その揺りかごが優雅の女神と英雄に見守られていた若者が。彼の名はヨハネス・ブラームス。ハンブルクの生まれである。
 もし、かれがその魔法の杖を振りおろし、合唱と管弦楽において大きな響きの力が彼に与えられるなら、精神の世界になお驚くべき光景が現れるだろう。
 どんな時代にも、近しい精神のひそかな同盟というものが存在する。そこに属する盟友たちは、芸術の真理をますます明るく照らすために、いたるところ歓びと祝福を広げつつ、いっそうその環をしっかりと結べばいい」。


3

 1852年12月27日の日記でシューマンは記している。「今年のほぼ半分は、重い神経失調に倒れ病気のうちに過ぎた」。年末にも幻聴やめまい、さらにはリウマチの発作に見舞われた。しかし1853年を迎えた時期にもシューマンの創作意欲に衰えはなかった。元旦から2月までバッハ研究に打ち込み《無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ》にピアノ伴奏を付け、2月末から《無伴奏チェロ組曲》を研究し、3月中旬には合唱バラード《エーデンハルの幸福》にとりかかる。4月には「ニーダーライン音楽祭」のために祝典序曲《ラインの葡萄酒の歌 Op.123》を書く。
 5月後半から6月はじめは、小品に向かう。まず《7つのフゲッタ形式によるピアノ曲 Op.126》を書いた。そして子どもたちのために《少年のための3つのソナタ Op.118》。
 夏の終わりと秋にヨアヒムとブラームスに出会ったあとには、デュッセルドルフを訪れるヨアヒムのために、シューマンはブラームス、アルベルト・ディートリッヒと3人で、ヨアヒムのモットーである「Frei 自由に Aber しかし Einsam 孤独に」の頭文字FAEを主題にしたヴァイオリン・ソナタを構想した。ディートリッヒが第1楽章、シューマンが第2楽章と第4楽章、ブラームスが第3楽章を受け持った。シューマンはのちに第1、3楽章も自分で書いて《ヴァイオリン・ソナタ第3番》にした。この間、ブラームスはほぼ毎日シューマン家を訪れて、シューマンの創作意欲を刺激した。高揚感のなかでシューマンは10月中旬にクラリネットとヴィオラとピアノのための《おとぎ話 Op.132》、続いてヘルダーリンの詩に触発された後期ピアノ曲の傑作《朝の歌 Op.133》を書いている。


4

 クララは生涯ロベルトに尽くした。しかし、ロベルトとクララの関係には互いに音楽家であることの葛藤が影を射すこともあった。すでに12歳のクララのピアノ演奏によるショパンの作品2の演奏を聴き、ロベルトは彼女の方がピアニストとして自分より優れていることに気づいた。「クララはなんという存在だろう! 僕らのなかでも、彼女の話しぶりがいちばん機知に富んでいた。まだ背丈も1メートルそこそこなのに、成長ぶりは目覚ましく、僕を不安にするほどだ。少女のなかでは気分の変化もめまぐるしく、笑いと涙、死と生があざやかな対照をなして稲妻のように急激に交替するのだ」。
 シューマンがクララとの結婚生活が始まったころ、自分が幸福の絶頂にあると感じていたことはたしかだ。長いあいだ待たされ、一時は見通しさえ失ったあとで、生涯の伴侶と定めた女性と結ばれたのだ。彼女の躍進と輝かしい名声を複雑な気持ちで見ていたこともたしかだ。彼女の活躍を心から願う一方で、結婚して一緒に生活を営むという自分のイメージを実現するのが難しくなることを恐れてもいた。結婚後、しばらくしてそうした問題は、予想したよりもさらに強い度合いで浮上し、年とともに増大していく。一方、クララがシューマンの天才を認識したのは出会いの当初からのことではなかった。ピアノ曲ばかりを書いていた最後の年1839年ごろになってはじめて、彼女は自分の恋人が音楽史上の偉人になるかもしれないと悟ったようだ。それ以降、彼女は自分の確信をしっかり握って手放さず、最も絶望的な状況にあっても、けっして迷わず、彼のためにできることをすべてなし、自分自身の芸術家としてのキャリアよりも彼の芸術活動を無条件に優先したのだった。

 シューマンは結婚をめぐる法廷での対決にあたり、パリに演奏旅行中のクララに書いた。
 「結婚したら、最初の一年は自分が芸術家であることを忘れて、もっぱら君自身と君の家と、君の夫のためにのみ生きてほしい。なんといっても妻という存在は女流芸術家よりも地位が高いのだから。それに君がもはや公共の場ではなしえぬことを、もし僕が代わりになしえたとすれば、それだけで僕の心の奥底の願いは充たされるのだ。ゆえに君はいつまでも今のままの芸術家であり続けることになるだろう。君の父親がこの世の至上の幸福と考えるような、三流紙でのちっぽけな名声など僕は軽蔑する」。
 クララは返事をしたためた。自分の心を決める根本条件として、まさにそれを期待していたからだ。
 「愛するロベルト、今日私は署名をしました。あなたが書いた手紙を受け取り、心の底からうっとりとして読んだのです。私の抱擁を受けてください。愛するわがよき夫よ。私にとって至高の人、私のすべて!」。
 クララは愛によって、シューマンという難しい人間との生活を耐えぬき、経済状態が危なくなれば演奏活動によって家計を破綻から救い、8人の子どもを生み、そのうち7人を育てた。つきあいが下手で無口なシューマンを自分の仲立ちで助けて、彼と外界との関係を維持した。自分がピアノを弾いて練習につきあうことで指揮者としての彼を献身的に支えた。そして家庭内のありとあらゆる物質的、心理的、教育的な問題をほとんどひとりで解決した。作曲家シューマンがこれほど長く生きていくつもの健康障害や職業上の困難な問題を乗り越えてこれたのは、クララの想像を絶する忠実さとたくましさがあったからだろう。最晩年のロベルトの暗く沈んだ気分には苦しめられていたが、にもかかわらずかぎりなく彼を愛していた。

 ロベルト没後のクララを支えたのはブラームスだった。ロベルトがブラームスから受けた感動はクララのものでもあり、ブラームスもクララに出会い、ロベルトの死までの二年半を自分の「ヴェルテルの時代」と名づけた。1855年8月12日に22歳のブラームスは、36歳のクララに書き送った。
 「あなたがいなければ僕はどんなに不幸だったでしょう。僕は人が書物からではなく、魂からのみ学ぶことが可能な生命力を、たえずあなたから学ぶのです。あなたはいつも僕のそばで僕のよき天使として、いてくださらなければなりません。そうすれば僕がなりうべきものが確実に僕から成就するでしょう」。
 ロベルトの死後、ブラームスは《シューマンの天使の主題による変奏曲 Op.23》(1861)を書いた。三女ユーリエに献呈して"Geistervariationen”の主題による4手用の変奏曲だ。翌1862年、ブラームスはヨアヒムにある危惧を手紙に書いた。「この曲の出版は、シューマン夫人はお気に召さないでしょう。もちろん私は夫人のお気持ちを害したくありません。心配はこの曲の出版に反対されはしないかということです」。
 クララは夫ロベルトの名声を深く気遣っていた。狂気の人というレッテルは、中世ならば「神の声が聞こえる人」と尊敬さえされたが、近代は狂気が隔離される時代になった。ヴァジェレフスキーによる評伝『ロベルト・シューマン』(1857)によって、それが身近にいたヴァイオリニストの手になる一次資料にちがいはないものの、そこに記されたロベルトがテーブルを浮かせる交霊会に参加したことや、精神の病に投身自殺などから沸き起こる風評としての「つくられた逸話」によって歪められた。
 ロベルトの尊厳を守るために、クララはロベルト最晩年の遺作の出版には慎重にならざるを得なかった。

 "Geistervariationen”「天使の主題による変奏曲」の主題について、後年の研究で明らかになった事実がある。シューマン自身が書いた《ヴァイオリン協奏曲 ニ短調》(1853年9月から10月4日)の第2楽章にすでに現れていた。また、《少年のための歌のアルバム Op.79》(1849)の第20曲「春の訪れ」にも。1851年11月に、早世したブルグミュラー(弟)の交響曲第2番(遺作)の第3楽章のオーケストレーションを行ったが、その第1楽章が「天使の主題」に似ている。これらの美しい旋律がシューマンの頭のなかに閃くように現れ、旋回していたのだ。(山村雅治)



2026年3月22日(日)《ロベルト・シューマンの轍》第4回公演 [2026/03/06 update]_c0050810_19143267.jpg







# by ooi_piano | 2026-02-23 14:28 | Comments(0)

大井浩明 フォルテピアノリサイタル
Liszt Ferenc nyomában, látomásai és vívódásai
全自由席4,000円
お問い合わせ poc@artandmedia.com (アートアンドメディア株式会社)

〈使用楽器〉 1840年製エラール(Érard)社フォルテピアノ [80鍵、430Hz]
〈使用エディション〉 新リスト全集 (1972/2021、ミュジカ・ブダペシュト社)
チラシ

2/21(土)18時 1840年製エラールによる《リストとショパンの連接》 [2026/02/13 update]_c0050810_09075149.jpg

【第4回公演「ショパンとの連接 Connexities with Chopin」】
2026年2月21日(土)18時開演(17時半開場)


ショパン「6つのポーランド歌曲」 S.480 (1857/60) 18分
I. 願い [主題と3つの変奏] (1829) - II. 春 (1838) - III. 指環 (1836) -
IV. 酒場の唄 (1830) - V. 私の愛しい人 (1837) - VI. 家路 [許婚] (1831)

ベッリーニ《清教徒》の行進曲による「創世の六日間(ヘクサメロン)」変奏曲 S.392 (1837) 20分
序奏 - 主題 - 第1変奏(S.タールベルク) - 第2変奏 - 第3変奏(P.ピクシス) -
第4変奏(H.ヘルツ) - 第5変奏(C.チェルニー) - 第6変奏(F.ショパン) - 終曲

ラマルティーヌによる交響詩《前奏曲》 S.511 (1855/59) [C.タウジヒ編独奏版] 17分
I.星辰 - II.愛 - III.嵐 - IV.田園画 - V.勝利

(休憩)

超絶技巧練習曲集(第2稿) 第7番~第12番 S.137 (ミラノ初版、1838) [ショパンに献呈] 40分
7. Allegro deciso - 8. 「衆魔殿」Presto strepitoso - 9. Andantino -
10. Presto molto agitato - 11. Lento assai - 12. Andantino

三関健斗(1996- ):《雲を喰らい尽くす》(2026、委嘱初演) 10分

(休憩)

2つのポロネーズ S.223 (1852) 20分
I. Moderato (憂鬱なポロネーズ) - II. Allegro pomposo con brio

華麗なマズルカ S.221 (1850) 4分

慰め S.172-3 (1850) 5分

バラード第2番 S.170a (1853、初稿) 14分

子守歌 S.174 (第2版、1862) 10分

葬送、1849年10月 S.173-7 (1849) 11分

Joseph Kriehuber (1800-1876) : "Ein Matinée bei Liszt" (1846)
(左から)Joseph Kriehuber, Hector Berlioz (1803-1869), Carl Czerny (1791-1857), Franz Liszt, Heinrich Wilhelm Ernst (1814-1865)
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"Liszt Ferenc nyomában, látomásai és vívódásai"
Hiroaki OOI, fortepiano
Shōtō Salon (1-26-4, Shōtō, Sibuya-ku, Tokyo) [Google Map https://shorturl.at/bgzJM]
Instrument: An original Hammerflügel by Érard [1840, Paris, 80 keys, 430Hz]
Edition: The New Liszt Complete Critical Edition (NLE), Editio Musica Budapest (1972/2021)
4,000 yen
reservation: poc@artandmedia.com(Art & Media Inc.)

< Connexities with Chopin - Συνάφεια με τον Σοπέν >
Sat. 21 February 2026, 6pm start
Kent Miseki (1996- ): "Devour the clouds" for fortepiano (2026, Commissioned Work, World Premiere)
Franz Liszt (1811-1886) : 6 Polish Songs S.480 (1857/60), Hexaméron Variations S.392 (1837), Symphonic poem "Les Préludes" S.97 (1854/59) [arr. by C.Tausig], Grandes études S.137 (Milan first edition, 1838) [dedicated to Chopin], 2 Polonaises S.223 (1852), Mazurka brillante S.221 (1850), Consolations S.172-3 (1850), Ballade No.2 S.170a (1853, 1st version), Berceuse S.174 (1862, 2nd version), Funérailles S.173-7 (1849)



三関健斗《雲を喰らい尽くす Devour the clouds》(2026、委嘱初演)
私たちは日常のなかで、絶えず言葉を交わしている。そこでは意味がやり取りされる以前に、声の強弱や速度、重なり、遮断といった、純粋に音としての現象が先行している。インターネット上のコミュニケーションには物理的な音は存在しないにもかかわらず、発話は時間的な密度や断続、同時多発性として知覚され、しばしば過密な「音の集合」を想起させる。本作は、このように実際の音の有無を超えて立ち現れる、日常的で非均質なコミュニケーションのあり方を出発点として構想された。
用いられる音型の多くは、会話に含まれるリズムや抑揚、間合いから着想を得ている。それらは旋律として展開されるのではなく、音程構造によってグルーピングされたトーン・クラスターを中心として配置される。各トーン・クラスターには固有の色彩が与えられ、音楽はそれらを軸としながら、配置や重なり、変容によって進行していく。クラスターの多用に伴い、演奏者の身体的な身振りそのものもまた、演奏技法の拡張として音楽の構造に組み込まれている。(三関健斗)


三関健斗 Kent MISEKI, composer
2/21(土)18時 1840年製エラールによる《リストとショパンの連接》 [2026/02/13 update]_c0050810_08544613.jpg
1996年札幌市生まれ。様々な楽器のための音楽から建物全体を使ったインスタレーション作品まで作曲活動は多岐にわたる。発音の際に伴う大小さまざまなノイズや、音そのものが連続することによって生み出される関係性、拡張的な奏法への関心を根幹に置きつつ、多層的な分野への興味を結び付けながら創作を展開している。コレクティブ「CDs」所属。近作に、ホルンとコントラバスのための《Air I》(2021)、マリンバ独奏のための《「ナハトムジーク」による昼のさざめき II》(2021)、ヴィブラフォン独奏のための《Swing-by "ex-partition" V》(2021)、二十五絃箏、コントラバス、ハープのための《Parallel, Parallax》(2022)、コントラバス独奏のための《その発響現象によって音響拡大され》(2022)、スネアドラム5重奏のための《ノイズ付きコラール/スクランブル交差点上で》(2024)等。 YouTubeチャンネル





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# by ooi_piano | 2026-02-13 19:18 | リストの轍 2025 | Comments(0)