
糸井重里氏 ほぼ日刊イトイ新聞・ダーリンコラム(1999年8月執筆)より
http://www.1101.com/darling_column/archive/1_0830.html
<qte>
>3番煎じのアイディアの曲について、
>それだけのコストをレコード会社に支払えというのは、
>ぼくにはお門違いだとしか思えない。
*snip*
>忌野清志郎が、わざわざ言わなくたって、
>その程度のことなら、街頭インタビューの人たちだって
>マイクに向かって言っている。
*snip*
>たとえば「君が代」をパンク風に演奏することと、
>『ぼくが何かわるいことをして
>そのことで有名になってしまったとしても、
>君がぼくのほんとうのことを知っている。
>上から下まで、ぜんぶわかっていてくれる』
>というような歌詞とを比べたら、
>どっちが人間の自由に本当に触れているかが、
>誰にもよくわかると思う。
>
>たくさんの、ソウルに響く歌をつくって、歌ってきた彼が、
>誰でもできるような「反体制」風の替え歌を歌って、
>ロックだましいは忘れちゃいないぜ、
>なんて叫んだとしても、ぼくにはサミシイだけだ。
*snip*
>なんどもなんども生まれ変わることでしか、
>ぼくらは生きていけない。
>ロックとか、昔の忌野清志郎とかからも自由になって、
>新しい名曲を、つくってほしい。
>つくれないなら、つくれないキツさと正面から向かいあって
>苦しんでほしい。
>「ロックらしい」程度のことでニュースになって、
>レコード会社の社長の名前を叫んで抗議しても、
>ちっぽけなケツの穴しか見えてこない。
<unqte>

タイマーズ《サリン》
(1994年6月の松本サリン事件についての歌/河野義行氏を犯人として揶揄)
●ライヴ音源(ニコニコ動画)
↓
95年3月一斉捜査
↓
翌月末リリースのアルバム(EMI)から急遽削除
↓
タイマーズ《プリン》
●ライヴ音源(ニコニコ動画)
---
■タイマーズ《あこがれの北朝鮮》
(1995年頃・ヘルメット・黒眼鏡)
↓
2002年9月小泉訪朝
↓
■《あこがれの北朝鮮》
(2002年11月・泉谷しげる付き)