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9月の連休(土・日・月)に、3日間連続でJ.S.バッハ:クラヴィア練習曲集全4巻を演奏致します。同一奏者による連続公演は恐らく日本初では無いでしょうか。
タルバガンの等々力政彦氏(!!)(微生物学者でもあります)をお迎えしてのスペシャル・セッション、インド音楽理論に基づくチェンバロ新作、ならびに、昨年初演したフォルテピアノのための《閻魔斑猫》の姉妹続編《花潜》もどうぞお楽しみに。
【第1日】J.S.バッハ: クラヴィア練習曲集第3巻〈オムロン・パイプオルガン・コンサートシリーズVol.39〉
<京都文化祭典'09〜Kyoto Art Festival〜>京都の秋 音楽祭
2009年9月19日(土) 開場昼12:00 開演13:00
京都コンサートホール大ホール Tel.075-711-2980
一般:1,000円 高校生以下:500円 (全席自由)
----曲目解説-----
a. J.S.バッハ:小フーガ ト短調 BWV 578
バッハ20代の初期作であり、『幻想曲とフーガBWV542』の「ト短調の大フーガ」との対比で、「小フーガ “Kleine”」の愛称で親しまれています。日本では中学校第2学年の音楽の鑑賞教材として、また映画音楽からポップス、ゲーム音楽、電話の繋留音に至るまで、日常生活で耳にする機会も多い作品です。
b1, b4 前奏曲とフーガ 変ホ長調
“Clavier-Übung”(クラヴィーア練習曲集)全4巻は、生前のバッハが自費で世に送り出した唯一の大作です。バッハが世間に自分のことをどう思って欲しかったかを示唆する音楽、とも言えるでしょう。Clavierとは当時の鍵盤楽器一般を指す語で、Übungとは精神的な面までも含めた探求・修行を意味しています。
第1巻(1731年出版)が1段鍵盤楽器のための6つのパルティータ(組曲)、第2巻(1735年出版)が2段鍵盤チェンバロのための「イタリア風協奏曲」と「フランス風序曲」、第3巻(1739年出版)がオルガンのための「ドイツ・オルガン・ミサ」(2段鍵盤+足鍵盤)、そして第4巻(1741年出版)が「ゴルトベルク変奏曲」です。遺作となった未完の「フーガの技法」(1751年出版)を第5巻とするつもりだったのでは、とする説もあります。
本日演奏されるオルガン独奏のための第3巻には、「3」という数字に関するバッハ独特の数遊びが多く見られることに触れなくてはなりません。冒頭の前奏曲と最後の3主題フーガは、音楽的にそれぞれ3つの部分に分かれ、クラヴィーア練習曲集を通して第「9」番目(9=3×3)に現れる調性、変ホ長調(フラット記号が3つ)で書かれています。その中に含まれる曲数が大小合わせて全27曲(3の3乗)。前奏曲直後の「三位一体」曲が合計9曲(9=3×3)、最初の3曲(キリエ大編曲)は変ホ長調の調号が使われ(フラット記号3つ)、最後のグローリア3曲は3声部、という具合です。
b-2. 同 【ドイツ・ミサ曲】
ルター教会の礼拝の最初によく歌われる賛美歌、「キリエ、永遠の父なる神よ」と「いと高きところには神にのみ栄光あれ」の2曲を編曲したものです。前者は3つの部分に分かれた長いメロディで、それぞれ「父」・「子(キリスト)」・「聖霊」について述べられています。ドイツ語のグローリアにあたる後者と合わせて、ルター短ミサ(ミサ・ブレヴィス)を構成するところから、「オルガン・ミサ」の愛称が生まれました。第3曲「キリエ、聖霊なる神よ」の末尾、足鍵盤による「エレイソン(哀れみ給え)」の部分に現れる、フレスコバルディの「聖体奉挙のためのトッカータ」を思わせるような、ちょっとしたドンデン返しが聴き物です。
本日はリスニング・ガイドとして、原曲の賛美歌の該当部分を、各曲の前に紹介して行きます。
c. 三宅榛名:オルガン独奏のための《風の夜/A Night of Breeze》(2007、関西初演)
オルガンには人類のさまざまな音への記憶がかくされています。
私が想像する<古い日本><中世ヨーロッパ>の音空間.... それらをいま現在に吹く風の中へ溶け込ませ、甦らせてみよう。それがこの作品の意図です。揺れるようなメロディーを持つテーマは、随所に思い出したように繰り返し立ち現れます。テーマからさまよい出て発展するいくつかのパートは、それぞれ異なる表情を持ち、根底に内省的な問いかけを存在させ、空気を揺らしていきます。
私たちの生の現実の向こう側には人間の力を超える何者かが存在している。そのような音楽を、オルガンを通して創りたいと思いました。2007年、横浜みなとみらいホール委嘱。三浦はつみにより初演。[三宅榛名]
-----
三宅榛名 Haruna MIYAKE
ジュリアード音楽院作曲科卒。E・ベンジャミン作曲賞。コンポーザーズフォーラムでデビューし、リンカーンセンター新ホールから作曲を委嘱されるなど、NYで作曲家のキャリアを始める。作品は、オーケストラから室内楽・邦楽器におよび、ジャンルの壁を越える知的な作風で知られる。ピアニストとしてはクラシック、現代音楽、即興音楽の分野で活動し、ヨーロッパ・アメリカ・アジアの多くの音楽祭に招待され、作品コンサートや演奏を行っている。
b-3. 同 【教理問答コラール集】
教理問答(カテキズム)歌とは、ルター派信仰の基礎(十戒・信経・主の祈り・洗礼・悔い改め・聖餐)を覚えるための6曲セットの賛美歌集です。この第3巻が出版された1739年はアウグスブルク信仰告白200周年でもあり、意外にもバッハはそれまで教理問答歌に基づく作品は書いたことが無かったようです。前半で演奏される三位一体曲と合わせて、多彩なスタイルと対位法・和声法の極限が追い求められています。十の戒め(Gebot)を十回繰り返されるG(ソ)の音で暗示した「これぞ聖なる十戒」、苦界を彷徨うコラール「天にましますわれらの父よ」(主の祈り)、手鍵盤4声+足鍵盤2声によるモテット「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」(悔い改め)など、傑作揃いです。
――――――――――――
【第2日】J.S.バッハ: クラヴィア練習曲集第1巻 (チェンバロ)
2009年9月20日 (日) 16:00 開演 (15:30 開場)
山村サロン(JR芦屋駅前ラポルテ本館3F) tel. 0797-38-2585
当日券のみ・全自由席3000円
《6つのパルティータ》 BWV 825-830
第1番変ロ長調 BWV 825
前奏曲 - アルマンド - クーラント - サラバンド - メヌエット I & II - ジガ
第2番ハ短調 BWV826
シンフォニア - アルマンド - クーラント - サラバンド - ロンドー - カプリチオ
第3番イ短調 BWV827
ファンタジア - アルマンド - コレンテ - サラバンド - ブルレスカ - スケルツォ - ジーグ
等々力政彦:《豊かな森 Bai-la Taigam》 ~イギル+チェンバロ+ホーメイ(喉歌)のための(2009、委嘱初演)
(休憩)
第4番ニ長調 BWV828
序曲 - アルマンド - クーラント - アリア - サラバンド - メヌエット - ジーグ
第5番ト長調 BWV829
前奏曲 - アルマンド - コレンテ - サラバンド - テンポ・ディ・メヌエット - パスピエ - ジーグ
第6番ホ短調 BWV830
トッカータ - アルマンド - コレンテ - エアー - サラバンド - テンポ・ディ・ガヴォッタ - ジーグ
【第3日】J.S.バッハ: クラヴィア練習曲集第2巻+第4巻 (チェンバロ)
2009年9月21日 (月・祝) 16:00 開演 (15:30 開場)
山村サロン(JR芦屋駅前ラポルテ本館3F) tel. 0797-38-2585
当日券のみ・全自由席3000円
《イタリア協奏曲》 ヘ長調 BWV 971
《フランス風序曲》 ロ短調 BWV 831
序曲 - クーラント - ガヴォット I&II - パスピエ I&II - サラバンド
- ブーレ I&II - ジーグ - エコー
佐野敏幸: チェンバロ独奏のための《GRS(ガレサ)》(2009、委嘱初演)
(休憩)
《ゴルトベルク変奏曲》 ト長調 BWV988(前半)
アリア - 変奏 1 - 変奏 2 - 変奏 3 ( 1度のカノン)
- 変奏 4 - 変奏 5 - 変奏 6 ( 2度のカノン)
- 変奏 7 - 変奏 8 - 変奏 9 (3 度のカノン)
- 変奏 10 (フゲッタ) - 変奏 11 - 変奏 12 (4度のカノン)
- 変奏 13 - 変奏 14 - 変奏 15 (5度のカノン)
川上統: チェンバロ独奏のための《花潜(ハナムグリ)》(2009、委嘱初演)
《ゴルトベルク変奏曲》 ト長調 BWV988(後半)
- 変奏 16 (序曲) - 変奏 17 - 変奏 18 (6度のカノン)
- 変奏 19 - 変奏 20 - 変奏 21 (7度のカノン)
- 変奏 22 (Alla breve) - 変奏 23 - 変奏 24 (8度のカノン)
- 変奏 25 - 変奏 26 - 変奏 27 (9度のカノン)
- 変奏 28 - 変奏 29 - 変奏 30 (クオドリベット) - アリア・ダ・カーポ

9月の連休(土・日・月)に、3日間連続でJ.S.バッハ:クラヴィア練習曲集全4巻を演奏致します。同一奏者による連続公演は恐らく日本初では無いでしょうか。
タルバガンの等々力政彦氏(!!)(微生物学者でもあります)をお迎えしてのスペシャル・セッション、インド音楽理論に基づくチェンバロ新作、ならびに、昨年初演したフォルテピアノのための《閻魔斑猫》の姉妹続編《花潜》もどうぞお楽しみに。
【第1日】J.S.バッハ: クラヴィア練習曲集第3巻〈オムロン・パイプオルガン・コンサートシリーズVol.39〉
<京都文化祭典'09〜Kyoto Art Festival〜>京都の秋 音楽祭
2009年9月19日(土) 開場昼12:00 開演13:00
京都コンサートホール大ホール Tel.075-711-2980
一般:1,000円 高校生以下:500円 (全席自由)
プログラム
a. J.S.バッハ:小フーガ ト短調 BWV 578
b-1 J.S.バッハ:クラヴィア練習曲集第3巻(ドイツ・オルガン・ミサ)より
前奏曲(プレリュード) 変ホ長調 BWV 552, 1
b-2. 同 【ドイツ・ミサ曲】
キリエ、永遠の父なる神よ BWV 669
キリストよ、世の人すべての慰め BWV 670
キリエ、聖霊なる神よ BWV 671
いと高きところには神にのみ栄光あれ(小コラールならびに大コラール) BWV 676/677
c. 三宅榛名:オルガン独奏のための《風の夜》(2007、関西初演)
(休憩 15分)
b-3. 同 【教理問答コラール集】
これぞ聖なる十戒(小コラールならびに大コラール) BWV 678/679
われらみな一なる神を信ず(小コラールならびに大コラール) BWV 680/681
天にましますわれらの父よ(初期稿による小コラールならびに大コラール) BWV 682/683a
われらの主キリスト、ヨルダンの川に来たり BWV 684
深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる BWV 686
われらの救い主なるイエス・キリストは BWV 688
b-4. 5声のフーガ 変ホ長調 BWV 552, 2
----曲目解説-----
a. J.S.バッハ:小フーガ ト短調 BWV 578
バッハ20代の初期作であり、『幻想曲とフーガBWV542』の「ト短調の大フーガ」との対比で、「小フーガ “Kleine”」の愛称で親しまれています。日本では中学校第2学年の音楽の鑑賞教材として、また映画音楽からポップス、ゲーム音楽、電話の繋留音に至るまで、日常生活で耳にする機会も多い作品です。
b1, b4 前奏曲とフーガ 変ホ長調
“Clavier-Übung”(クラヴィーア練習曲集)全4巻は、生前のバッハが自費で世に送り出した唯一の大作です。バッハが世間に自分のことをどう思って欲しかったかを示唆する音楽、とも言えるでしょう。Clavierとは当時の鍵盤楽器一般を指す語で、Übungとは精神的な面までも含めた探求・修行を意味しています。
第1巻(1731年出版)が1段鍵盤楽器のための6つのパルティータ(組曲)、第2巻(1735年出版)が2段鍵盤チェンバロのための「イタリア風協奏曲」と「フランス風序曲」、第3巻(1739年出版)がオルガンのための「ドイツ・オルガン・ミサ」(2段鍵盤+足鍵盤)、そして第4巻(1741年出版)が「ゴルトベルク変奏曲」です。遺作となった未完の「フーガの技法」(1751年出版)を第5巻とするつもりだったのでは、とする説もあります。
本日演奏されるオルガン独奏のための第3巻には、「3」という数字に関するバッハ独特の数遊びが多く見られることに触れなくてはなりません。冒頭の前奏曲と最後の3主題フーガは、音楽的にそれぞれ3つの部分に分かれ、クラヴィーア練習曲集を通して第「9」番目(9=3×3)に現れる調性、変ホ長調(フラット記号が3つ)で書かれています。その中に含まれる曲数が大小合わせて全27曲(3の3乗)。前奏曲直後の「三位一体」曲が合計9曲(9=3×3)、最初の3曲(キリエ大編曲)は変ホ長調の調号が使われ(フラット記号3つ)、最後のグローリア3曲は3声部、という具合です。
b-2. 同 【ドイツ・ミサ曲】
ルター教会の礼拝の最初によく歌われる賛美歌、「キリエ、永遠の父なる神よ」と「いと高きところには神にのみ栄光あれ」の2曲を編曲したものです。前者は3つの部分に分かれた長いメロディで、それぞれ「父」・「子(キリスト)」・「聖霊」について述べられています。ドイツ語のグローリアにあたる後者と合わせて、ルター短ミサ(ミサ・ブレヴィス)を構成するところから、「オルガン・ミサ」の愛称が生まれました。第3曲「キリエ、聖霊なる神よ」の末尾、足鍵盤による「エレイソン(哀れみ給え)」の部分に現れる、フレスコバルディの「聖体奉挙のためのトッカータ」を思わせるような、ちょっとしたドンデン返しが聴き物です。
本日はリスニング・ガイドとして、原曲の賛美歌の該当部分を、各曲の前に紹介して行きます。
c. 三宅榛名:オルガン独奏のための《風の夜/A Night of Breeze》(2007、関西初演)
オルガンには人類のさまざまな音への記憶がかくされています。
私が想像する<古い日本><中世ヨーロッパ>の音空間.... それらをいま現在に吹く風の中へ溶け込ませ、甦らせてみよう。それがこの作品の意図です。揺れるようなメロディーを持つテーマは、随所に思い出したように繰り返し立ち現れます。テーマからさまよい出て発展するいくつかのパートは、それぞれ異なる表情を持ち、根底に内省的な問いかけを存在させ、空気を揺らしていきます。
私たちの生の現実の向こう側には人間の力を超える何者かが存在している。そのような音楽を、オルガンを通して創りたいと思いました。2007年、横浜みなとみらいホール委嘱。三浦はつみにより初演。[三宅榛名]
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三宅榛名 Haruna MIYAKE
ジュリアード音楽院作曲科卒。E・ベンジャミン作曲賞。コンポーザーズフォーラムでデビューし、リンカーンセンター新ホールから作曲を委嘱されるなど、NYで作曲家のキャリアを始める。作品は、オーケストラから室内楽・邦楽器におよび、ジャンルの壁を越える知的な作風で知られる。ピアニストとしてはクラシック、現代音楽、即興音楽の分野で活動し、ヨーロッパ・アメリカ・アジアの多くの音楽祭に招待され、作品コンサートや演奏を行っている。
b-3. 同 【教理問答コラール集】
教理問答(カテキズム)歌とは、ルター派信仰の基礎(十戒・信経・主の祈り・洗礼・悔い改め・聖餐)を覚えるための6曲セットの賛美歌集です。この第3巻が出版された1739年はアウグスブルク信仰告白200周年でもあり、意外にもバッハはそれまで教理問答歌に基づく作品は書いたことが無かったようです。前半で演奏される三位一体曲と合わせて、多彩なスタイルと対位法・和声法の極限が追い求められています。十の戒め(Gebot)を十回繰り返されるG(ソ)の音で暗示した「これぞ聖なる十戒」、苦界を彷徨うコラール「天にましますわれらの父よ」(主の祈り)、手鍵盤4声+足鍵盤2声によるモテット「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」(悔い改め)など、傑作揃いです。
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【第2日】J.S.バッハ: クラヴィア練習曲集第1巻 (チェンバロ)
2009年9月20日 (日) 16:00 開演 (15:30 開場)
山村サロン(JR芦屋駅前ラポルテ本館3F) tel. 0797-38-2585
当日券のみ・全自由席3000円

第1番変ロ長調 BWV 825
前奏曲 - アルマンド - クーラント - サラバンド - メヌエット I & II - ジガ
第2番ハ短調 BWV826
シンフォニア - アルマンド - クーラント - サラバンド - ロンドー - カプリチオ
第3番イ短調 BWV827
ファンタジア - アルマンド - コレンテ - サラバンド - ブルレスカ - スケルツォ - ジーグ
等々力政彦:《豊かな森 Bai-la Taigam》 ~イギル+チェンバロ+ホーメイ(喉歌)のための(2009、委嘱初演)
(休憩)
第4番ニ長調 BWV828
序曲 - アルマンド - クーラント - アリア - サラバンド - メヌエット - ジーグ
第5番ト長調 BWV829
前奏曲 - アルマンド - コレンテ - サラバンド - テンポ・ディ・メヌエット - パスピエ - ジーグ
第6番ホ短調 BWV830
トッカータ - アルマンド - コレンテ - エアー - サラバンド - テンポ・ディ・ガヴォッタ - ジーグ
【第3日】J.S.バッハ: クラヴィア練習曲集第2巻+第4巻 (チェンバロ)
2009年9月21日 (月・祝) 16:00 開演 (15:30 開場)
山村サロン(JR芦屋駅前ラポルテ本館3F) tel. 0797-38-2585
当日券のみ・全自由席3000円
《イタリア協奏曲》 ヘ長調 BWV 971
《フランス風序曲》 ロ短調 BWV 831
序曲 - クーラント - ガヴォット I&II - パスピエ I&II - サラバンド
- ブーレ I&II - ジーグ - エコー
佐野敏幸: チェンバロ独奏のための《GRS(ガレサ)》(2009、委嘱初演)
(休憩)
《ゴルトベルク変奏曲》 ト長調 BWV988(前半)
アリア - 変奏 1 - 変奏 2 - 変奏 3 ( 1度のカノン)
- 変奏 4 - 変奏 5 - 変奏 6 ( 2度のカノン)
- 変奏 7 - 変奏 8 - 変奏 9 (3 度のカノン)
- 変奏 10 (フゲッタ) - 変奏 11 - 変奏 12 (4度のカノン)
- 変奏 13 - 変奏 14 - 変奏 15 (5度のカノン)
川上統: チェンバロ独奏のための《花潜(ハナムグリ)》(2009、委嘱初演)
《ゴルトベルク変奏曲》 ト長調 BWV988(後半)
- 変奏 16 (序曲) - 変奏 17 - 変奏 18 (6度のカノン)
- 変奏 19 - 変奏 20 - 変奏 21 (7度のカノン)
- 変奏 22 (Alla breve) - 変奏 23 - 変奏 24 (8度のカノン)
- 変奏 25 - 変奏 26 - 変奏 27 (9度のカノン)
- 変奏 28 - 変奏 29 - 変奏 30 (クオドリベット) - アリア・ダ・カーポ
