

[チラシfullサイズ・表] http://twitpic.com/29u85s/full
[チラシfullサイズ・裏] http://twitpic.com/29u8ew/full
昨年7月の同仁教会での「第1回」に引き続き、コンチェルト・ケルンで活躍なさっている阿部千春さん(バロック・ヴァイオリン)との、モーツァルト・ヴァイオリンソナタ続編です。今回が、上編・中編・下編の「中」にあたります(残るのは後期のKV454~KV547の4曲のみ)。
前回は「作品1」の6曲セットでしたが、今回は初版では「作品2」と題された通称アウエルンハンマー・ソナタ集全6曲(通し番号で第24番・第32番~第36番に相当)を取り上げます。ハ長調KV 296、変ロ長調KV378、ヘ長調KV377あたりは超有名曲ですので、お耳にされた方も多いかと存じます
前回は、梅岡楽器さん新入荷のドゥルケン・フォルテピアノのお披露目をさせて頂きましたが、奇しくも今回は、前回第1部の調律・運搬を担当して下さった、製作家・太田垣至氏の新作フォルテピアノ、Johan Lodewijk Dulcken 1795 のレプリカのお披露目公演となります。
~若き天才作曲家による、渾身の「作品2」~
《モーツァルト:アウエルンハンマー・ソナタ集 作品2 (全六曲)》
阿部千春(クラシカル・ヴァイオリン) × 大井浩明(フォルテピアノ)
2010年10月13日(水)午後6時30分開演(午後6時00分開場)¥3,000(全自由席)
近江楽堂(東京オペラシティ3F) 京王新線・初台駅下車
ご予約・お問い合わせ/合同会社opus55 tel 03(3377)4706 (13時~19時)、fax 03 (3377)4170 (24時間受付) http://www.opus55.jp/
W.A.モーツァルト:クラヴィーアとヴァイオリンのためのアウエルンハンマー・ソナタ集 作品2 (全六曲) (1778~81)
(通し番号で第24番・第32番~第36番)
●ヘ長調K.376(374d) ●ハ長調K.296 ●ヘ長調K.377 (374e)
【休憩】
●変ロ長調K.378 (317d) ●ト長調 K.379 (373a) ●変ホ長調 K.380 (374f)
[使用楽器]◎クラシカル・ヴァイオリン: Model " Ysaÿe" Guarneri del Gesú - Christian Sager によるコピー楽器(2003)
◎フォルテピアノ: Johan Lodewijk Dulcken 1795 のレプリカ 太田垣至製作(2010)
阿部千春(クラシカル・ヴァイオリン)
5歳よりヴァイオリンを始める。塩川庸子氏、尾島綾子氏、前澤均氏、金倉英男氏、村上和邦氏、菊地俊一氏に師事。 武蔵野音楽大学卒業後、ドイツ・シュトゥットガルト国立音楽大学でスザンネ・ラウテンバッハー氏に師事。
在日中より菊地俊一氏、永田仁氏を通して古楽に関心を持っており、1994年トロッシンゲン国立音楽大学古楽科に入学、バロックヴァイオリンをジョルジオ・ファヴァ氏に師事。ディプロム終了後、同大学院にてフランソワ・フェルナンデス、エンリコ・ガッティ、ジョン・ホロウェイ各氏のもとで研鑽を積む。1999年、ドイツ産業連盟・ドイツ財界文化部主催の”古楽・弦楽器コンクール”にて特別奨励賞を受賞。 2000年、大学院修了後、スコラカントルム・バジリエンスィス(バロックヴァイオリン、ヴィオラ・ダモーレ)に在籍、ケルン国立音楽大学(古楽科室内楽専攻)にて国家演奏家資格取得。
在学中より、オーケストラ/室内楽奏者、ソリストとして数多くの演奏会、CD、各地放送局の録音に参加。ドイツはもとより、ヨーロッパ各国に活動範囲を広げる。2000年秋、ミシェル・コルボ氏の来日公演にて、マタイ受難曲の第2コンサートマスターを努めコルボ氏の絶賛を受ける。以来、日本にてリサイタル活動も始める。
現在、ドイツ/ケルンに在住。コンチェルトケルンにおいて活動。ヴィオラ・ダモーレ奏者としても、テレマン・トリプルコンチェルト、ヨハネ受難曲の他、2009年にはバッハ・チェンバロコンチェルトBWV1055をヴィオラ・ダモーレのために復元し好評を得る。 同年、ケルンの古楽アンサンブル・アルテムジークケルンとのCD”ROMA”がリリースされる。

前回聴き逃したのですが、とてもよかったそうで、今回はずえったいに行きます。
0