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1/13(木)モーツァルト協奏曲No.15~18@池袋・明日館

二台のフォルテピアノが斬り結ぶ スリリングな新地平!
モーツァルト全ての粋が詰まったクラヴィア協奏曲 全21曲演奏プロジェクト 注目の第3回公演!!


2011年1月13日(木) 18:30開演(18:00開場)
重要文化財 自由学園明日館 講堂 http://www.jiyu.jp
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-31-3 TET:03-3971-7535
JR池袋駅メトロポリタン口より徒歩5分、JR目白駅より徒歩7分
[全席自由]一般3,000円、学生1,500円

W.A.モーツァルト (2台のフォルテピアノによる編曲版)
クラヴィア協奏曲 第15番 変ロ長調 K.450 (1784)
クラヴィア協奏曲 第16番 ニ長調 K.451 (1784)
クラヴィア協奏曲 第17番 ト長調 K.453「第2プロイヤー」 (1784)
クラヴィア協奏曲 第18番 変ロ長調 K.456 (1784)


[使用楽器]クリス・マーネ製作(Anton Walter 1795年のレプリカ)、太田垣至製作(Johann Lodewijk Dulcken 1795年のレプリカ)
[チケット販売&お問い合わせ] メヌエット・デア・フリューゲル Tel&Fax 048-688-4921 http://www.h2.dion.ne.jp/~kikukohp/metooi.html
[チケット取り扱い] 東京芸術劇場チケットサービス Tel 03-5985-1707

  コンサートで実際に作品を耳にする機会が遥かに少なかった18〜19世紀には、協奏曲演奏の最もコンパクトな形態、すなわち2台のフォルテピアノによるアレンジで楽しむのが一般的であった。本シリーズでは、モーツァルト全作品の中でも屈指の傑作群であるクラヴィア協奏曲のうち、2台あるいは3台のクラヴィアのための作品を除く全21曲を、当時のフォルテピアノ2台(アントン・ヴァルターならびにアンドレアス・シュタイン)を用いて、作曲順に系統立てて聞き進めてゆく。会場は、フランク・ロイド・ライト設計により大正10年に建てられた、自由学園明日館(重要文化財)。
  クラヴィア独奏は、世界的なフォルテピアノ奏者であり、天衣無縫なモーツァルト解釈にも定評がある小倉貴久子。一方、管弦楽部分を第2クラヴィアで担当する大井浩明は、現代音楽分野での活躍とともに、近年は古楽器によるバッハやベートーヴェンのディスクで注目を集めている。
  シリーズ第一回公演(3月18日)と第ニ回公演(7月27日)では、協奏曲第5番から第14番までの8曲、ならびにアンコールとしてロンド ニ長調 K.382や協奏曲第7番《ロドロン》の2台クラヴィア用編曲を取り上げ、詰め掛けたモーツァルティアンを唸らせた。その熱狂的な反響については、下記当日アンケート集成を是非御覧頂きたい。
  帝都ウィーンでの確かな手応えを感じた28歳のモーツァルトは、自作の目録を作り始める。その冒頭を飾るのが、この年(1784年)に立て続けに作曲された6つのクラヴィア協奏曲である。父親への手紙でも、誇らしげに自信の程を繰り返しもらしているのも頷ける。いずれも力作の4曲をお届けする。お聞き逃し無く!!
 
by ooi_piano | 2010-12-21 03:43 | コンサート情報 | Comments(0)

Blog | Hiroaki Ooi


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