演奏会の御案内です。

2005年10月7日(金)19時(開場18時30分)
金剛能楽堂(京都市上京区烏丸今出川下ル西、地下鉄「烏丸今出川」下車徒歩5分)
前売 4500円/当日5000円 電子チケットぴあ・Pコード362-888
#事前レクチャー込みで4500円という観劇ツアーチケットもあるようです。
出演:金剛永謹(金剛流宗家)、大井浩明(チェンバロ)
構成/演出:前原和比古
問い合わせ先:京都市文化市民局文化課内(tel. 075-222-4105)
▼第一部:仕舞《清経》(世阿弥作)(金剛永謹、他)
▼第二部:チェンバロ独奏(大井浩明)
G.フレスコバルディ:《モニカによる11のパルティータ》
J.ボールドウィン: 《天使は励ましの御言葉もて(セルモーネ・ブランドー)》
F.クープラン:第2オルドゥル~前奏曲/クーラント/幸福な思い/ラ・ガルニエ/蝶々
J-N-P.ロワイエ:《スキタイ人の行進》
▼第三部:謡曲《石橋》(金剛永謹、大井浩明、他)
[前シテ] M.マレー(生誕349年記念):《サント・コロンブ氏を偲んで》
シテ「・・・向ひは文殊の浄土清涼山・・・」
地謡「・・・笙笛琴箜篌夕日の雲に聞え・・・」
[間狂言(中入)] I.クセナキス:《ホアイ》(1976)
地謡「・・・獅子團乱旋の舞楽の砌、牡丹の英匂ひ充ち満ち大筋力の獅子頭・・・」
[退場] A.フォルクレ:《ラ・シルヴァ》
I.クセナキス: 《ホアイ Χοαί (Khoaï)》
1976年に作曲、同年5月にケルンでエルジュビエタ・ホイナツカにより初演、初演者へ献呈。
「ホアイとは大地のなかへ酒か水をそそぐこと、地神(冥界の神々)への誓い。ピアノやオルガンと違って、チェンバロの音は持続性は無いが、はるかに鋭い。レジストレーションによって音域は高低両端へ広がり、ピアノと比べると低音部に偏って、特別な音色の豊かさを持つ。ここでは昔から作曲当時までの探求の幾つかの成果を使用した。集合論的に組み合わされた〈ふるい〉の上に構成される音の雲、高さと時間の平面上の樹形曲線とその変形(線的多声法の一般化)、チェンバロ独特の、2つの鍵盤で同時にリズムがぶつかることによる秩序から無秩序への経過」(I.X.)。
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2005月10月13日(木)18時30分(開場18時)
東京大学教養学部 900番教室(講堂) 入場無料(先着500名)
京王井の頭線・駒場東大前駅下車 東大口より徒歩1分 [※駒場東大前駅に急行は止まりません。各駅停車をご利用ください]
主催/お問い合わせ:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部オルガン委員会 tel 03-5454-6139(美術博物館)〒153―8902東京都目黒区駒場3-8-1
【プログラム】
J. S. バッハ:『鍵盤修行(クラヴィーア・ユーブング)』第3巻より Johann Sebastian Bach: Aus dem Dritten Teil der Clavier-Übung
プレリュード 変ホ長調 Praeludium pro Organo pleno BWV 552/1
キリエ、永遠の父なる神よ Kyrie! Gott Vater in Ewigkeit! (Canto fermo in Soprano, à 2 Clav. et Pedal) BWV 669
キリストよ、世の人すべての慰め Christe, aller Welt Trost! (Canto fermo in Tenore, à 2 Clav. et Pedal) BWV 670
キリエ、聖霊なる神よ Kyrie! Gott heiliger Geist! (Canto fermo in Basso. Cum Organo pleno.) BWV 671
いと高きところには神にのみ栄光あれ Allein Gott in der Höh’ sei Ehr’ (à 2 Clav. et Pedal) BWV 676
久保田翠:オルガン独奏のための《くろきもの わが眼おほへど》(2005、委嘱作品・世界初演)
(休憩)
J. S. バッハ:『鍵盤修行』第3巻より Johann Sebastian Bach: Aus dem Dritten Teil der Clavier-Übung
これぞ聖なる十戒 Dies sind die heil’gen zehn Gebot’ (à 2 Clav. et Pedal e Canto fermo in Canone) BWV 678
われらみな一なる神を信ずWir glauben all an einen Gott (in Organo pleno con Pedale) BWV 680
天にましますわれらの父よ (初期稿による小コラール及び大コラール)Vater unser im Himmelreich (Kleine Bearbeitung in der Frühfassung und große Bearbeitung à 2 Clav. et Pedal e Canto fermo in Canone) BWV 683a, BWV 682
われらの主キリスト、ヨルダンの川に来たりChrist, unser Herr, zum Jordan kam (à 2 Clav. e Canto fermo in Pedale) BWV 684
深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわるAus tiefer Not schrei ich zu dir (à 6, in Organo pleno con Pedale doppio) BWV 686
われらの救い主なるイエス・キリストは、われらより神の怒りを除きたまえりJesus Christus, unser Heiland, der von uns den Zorn Gottes wandt (à 2 Clav. e Canto fermo in Pedale) BWV 688
フーガ 変ホ長調 Fuga à 5 con Pedale pro Organo pleno BWV 552/2

なおClavier-Übungを大胆にも《鍵盤修行》と訳したのは、オルガン委員のゴチェフスキ先生です。どうせだったら《独逸耶蘇典礼歌一具》とか(ミサ・ブレヴィス入ってるし)、あるいは《鍵盤探題》《鍵盤演義》くらいまで暴走するのも一興かも。

先生、はじめまして。今回、駒場でのパイプオルガン演奏会のパンフレットを拝見しまして、エキサイトのブログを持っていることを知りました。
ちょうど、授業のある日ですので、聴きに行こうかと考えています。今年はパイプオルガン演奏会が多く、先生の時で今年3回行われます。
せっかくですから、パイプオルガンの演奏曲イコールバッハ、だけではなく、一曲は思い切った演奏を楽しみにしています。学生や近所の人たち、駒場のパイプオルガン演奏会、好きな人は好きです。期待しています。
ちょうど、授業のある日ですので、聴きに行こうかと考えています。今年はパイプオルガン演奏会が多く、先生の時で今年3回行われます。
せっかくですから、パイプオルガンの演奏曲イコールバッハ、だけではなく、一曲は思い切った演奏を楽しみにしています。学生や近所の人たち、駒場のパイプオルガン演奏会、好きな人は好きです。期待しています。
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