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■2005/02/28(月) バッハにかまうと日が暮れる

3月10日のクラヴィコード公演の会場、上野学園メモリアルホールは、JR上野駅入谷口を左折して線路に沿って直進、1回右折して高架をくぐって100メートル先の右手のレンガ色の建物です。ここで重要なのは、「どこで1回右折するか」です。



入谷口から見て最初の信号の「手前」で右折しなければなりません(すなわち、右折ポイントには信号はありません)。そのポイントの写真を数葉撮りましたので御参考まで。

■2005/02/28(月) バッハにかまうと日が暮れる_c0050810_1825266.jpg右折するポイントで前方を見たところ。左手は山手線。向こうに信号(入谷口から初めての信号)が見える。


■2005/02/28(月) バッハにかまうと日が暮れる_c0050810_1833287.jpg右折するポイントから右斜め前方を見たところ。

■2005/02/28(月) バッハにかまうと日が暮れる_c0050810_1834459.jpg右折するポイントから高架方向を見たところ。

■2005/02/28(月) バッハにかまうと日が暮れる_c0050810_184110.jpg高架をくぐってから、上野学園エオリアンホール方向を見たところ。分かりにくいですけど、一番奥のレンガ色の建物がそれです。




■2005/02/28(月) バッハにかまうと日が暮れる_c0050810_1892287.jpg産経新聞社大阪本社の寺西肇氏。彼の『古楽は私達に何を聴かせるのか』は、朝岡聡氏(アナウンサー)の本と並んで、「自分で実際に弾いてみた人」の新鮮な驚きと喜びに満ちた、興味深いドキュメントです。
古楽の場合、アマチュア奏者であってもホプキンソン・スミスやらジギスヴァルト・クイケンといった超一流どころのレッスンが受けられるし、教える大家のほうも気さくで熱意に溢れています(そういう状況じたいが「18世紀的」)。なんと今年のライプツィヒ・バッハ音楽祭では、寺西氏(バロック・ヴァイオリン)と世界的バッハ学者の富田庸氏(チェンバロ)が、ドゥオ・リサイタルを行うそうな。

こういう鬼のように詳しい人が記者会見に来たりすると、私のようなナンチャッテ古楽奏者は大変な目に会うこともありますので、皆様ゆめゆめ御油断召されませぬよう。
それにしても、会見場で30分もかけて完膚なきまでに追い詰める(!)ほうも大概イジメっ子だけど、最後は半泣きになって「何が言わせたいんですか! えぇえぇ、僕には出来ませんよ! こう言えば満足なんですか!」と逆切れするのも、いかにも淀川河口の熱血青春バトルという感じで、こわおすなぁ(笑)。

「みんなが忘れたことを思い出す」(レオナール)、というのは、まさにその通りだと思います。
by ooi_piano | 2005-02-28 22:20 | クラヴィコード様への五体投地 | Comments(0)