伊右衛門サロン＠烏丸三条

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　　先だって京都市文化博物館からほど近い、「伊右衛門サロン京都」で打ち合わせをしました。
　　ただちに奇異に思えたのは、ウェイター・ウェイトレスの茶髪の若者達が、にこやかに滑らかな標準語で接客すること。訊くと地元出身との由。確かTV-CMでは、宮沢りえと本木雅広に無理から京都弁を喋らせていた商品では無かったか。全国に向けて京都を売りたいのか、京都に向けて標準を供するのか（因みに、お茶じたいは美味しかったです）。北欧系機内誌の京都紹介記事で、「この古都も近代的な側面を持つ」として京都タワーのブチ抜き写真を見るにつけ、もし先斗町ポンヌフ架橋計画が実現していたらどう書かれていたか、想像するだに暗然とします。
　　箏がペンタトニック音階をちゃらちゃら鳴らす市営地下鉄東西線の発進メロディ（と取ってつけた鳥の鳴き声）にも、かつてはいちいち神経を逆撫でされていたものでしたが、ついに慣れました。あれを依頼された環境音楽作曲家は京都の御出身なんでしょうか。ドリームズ・カム・トゥルーの「大阪LOVER」がすみれセプテンバーＬＯＶＥみたいな作りになっていることを、大阪人は何とも思わないのだろうか。フランス人からexotiqueと呼ばれて愛想笑いしているイギリス人みたいなものか。
　　そうそう、クレヨンしんちゃん以来(?)、若い父親・母親が、５歳児に自分のことをファーストネームで呼ばせるのは、よくある話なのでしょうか？　ちんまい日本の漁港の日野日出志顔の金魚がブリュンヒルデってのも仰天だけど（久石譲つながりの話題）。
　　（９月６日追記）「ポニョの歌の藤岡藤巻の右側の人」って、実は「すみちゃんとステゴザウルスの先輩のほう」で、一昨日のライヴでも歌ってはってんて。凄っ。