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先月末に御紹介しました、バッハ「新発見調律」への反論がやっとネットで公表されたようです。

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■2005/06/25(土) そんな皆さんの心のスキスマをお埋めいたしますド~ン_c0050810_13383214.jpg


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# by ooi_piano | 2005-06-25 13:43 | Comments(2)

「トラックバック出来ない」との御知らせを頂きました(出来るはずなんだけどな)。皆様どんどん御自由にトラバって下さいませ。
髭無し氏のコメント書き込みで思い出しましたが、そもそもこのブログは古楽系マネージメントの情宣活動の一環として始まりそのままダラダラ続いているだけのもので――それにしてもooipianoなどというアラレも無いURLは何とかならんもんか――、たまにはそっち系のネタも取り上げるべきですね。

そこで、意外にもあまり人口に膾炙しているようでもない、有田正広氏のレクチャービデオについて御紹介することにします。(鈴木秀美氏のワークショップについては、サイトもありますね。)

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# by ooi_piano | 2005-05-29 22:15 | Comments(0)
[未改訂]■2005/05/11(水) オンドりゃ脂ぎったんですかー_c0050810_1374355.jpg昨日小さな場所で(聴衆約40人)、久しぶりにオンド・マルトノを弾いて来ました。曲目はジャック・シャルパンティエの《フランス風小協奏曲》《ラリータ》にミヨーの《組曲》と、どれもオンド用オリジナル作品です。

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# by ooi_piano | 2005-05-11 22:53 | Comments(2)
■2005/04/20(水) きょうびはやんねー・リローデッド(3)_c0050810_13134494.jpgヴァイオリン・パートについても数点。
☆第87小節などに現れる「c.l.」のパッセージについて。まず左手が行うことは、書いてある通りである。すなわち、一つ目の「A」の音を左手で押さえ、かつ左手でpizzicatoする。そして2番目の音は、Esのポジションを押さえて、(スコルダトゥーラになっているので、これは事実上Bの音であるが)、同様に左手でpizzicatoする。そのときに、右手の弓の毛の部分が弦に軽く触れており、それでビリビリというノイズを発生させる。 事実上、col legno的に弓を弦に打ち付けるわけではない。
☆第238小節あたりのスコラダトゥーラについて、最も確実な解決策は、「もう一つの楽器を用意すること」。それが出来ない場合は、「第245小節の前までに、何とか元に戻す」。
☆“expletiv = extempore III ”(第317e小節)木を割るときに楽器にくっつけるかどうかは、もちろん楽器の「都合」に準じて良い。中国製の5000円程度の「使い捨て」楽器を使う手もある。ラモンテヤング作品でそういう例を見たことがある。

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# by ooi_piano | 2005-04-20 13:21 | プロメテウスへの道 | Comments(0)
乗りかかった船ですので、最後までやってしまいますね。

■2005/04/20(水) きょうびはやんねー・リローデッド(2)_c0050810_13324512.jpg☆第237小節、 “so senkrecht und unmerklich wie moeglich, pizz” …これは第59小節同様、弦をゆびで「垂直に」つまみあげ、そっと解放するのがポイントです。そしてダンパーを下げていって、弦の最適感度ポイントで静止し、taste loslassen so langsam wie moeglich…ビリつき音をじっと聴く。 楽器が新品だと、ダンパーのフェルトがよく調整され過ぎていて、十分にビリつき音が聞こえないケースもあります。
☆第238小節、 “so zart wie moeglich mit den hand daempfen” では、弦を指/手で消音することによって「不自然な減衰」+ちょっとしたノイズを起こさせること。

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# by ooi_piano | 2005-04-20 13:17 | プロメテウスへの道 | Comments(2)

Blog | Hiroaki Ooi


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